言葉が、こころに響くとき。
セミナーでも講演会でも研修でも
または、1対1での会話でも。
「ああ、そうだな・・・・。」
としみじみ言葉が
こころに深く響くときがあります。
それは、
話の内容が素晴らしい
というだけではないように
思うのです。
その時の
自分のこころの状態。
こころが求めているもの
と話がパズルのピースが
カチンと合った時
そして、「声」がかなり
影響を与えている
どんな高さで
どんな音量で
どんな声質で
どんな質感で
どんな発音で
どんな息量で
どんな音程で
話ているか?
声が「しっくり」来るかが
かなり影響しているな・・・・
と思うのです。
少なくとも私はそうです。
何故、
こんなことを書いているのか?
先日、ボイトレの先生が
「今日は、声を聞き取り
声成分を模倣する
トレーニングをします」
とおっしゃったのです。
私は「???」だらけでした。
そのトレーニングをやることで、
何を得られるのか?
何を目的にやるのか?
さっぱりわからなかったからです。
先生に質問しました
「なんのために、
そのトレーニングを
やるのですか?」
と。
先生の答えは
「みなさんは、人の話を聴く
もしくは伝えることが
仕事ですよね。
とすると相手に
聴いてもらえていない。
伝わっていない。
それでは、意味がありません。
いつでもフラットに
「聴く、伝える」
ことができなければなりません。
その為には、
相手が
ひとりの場合も
100人の場合も
相手に合わせて
話し方や声を使い分けられる
必要があるのです。
その為に、
相手の声に敏感になる
トレーニングをすることで
自分の声を
自然に場に合わせていける
ようになるんです。
簡単ではありませんが・・・。
眼からうろこ!
でした。
確かにひとりひとりと
向き合って対話するとき
30人くらいを前に
研修をするとき。
100人規模で
講演会をするとき。
伝わる話し方や声は
異なることをすでに感じています。
無意識に使い分けている声。
それを、
「なんとなく」ではなく
「その場にあった」
話し方や声を
いつも再現性をもって扱える
のがプロなのだ
と先生に教えられました。
「話を聴く」プロ
「想いを伝える」プロ
としての道は奥深い。
もっともっと研鑽を
積まなければ・・
と改めて感じたボイトレでした。
ガンバロ!
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