言葉の定義を問うてみる。「○○とは?」
*ご本人の承諾を得ています。
先日、継続的にセッションを
提供させていただいている
知人と話をしていて
改めて考えたこと。
その方のビジョンの世界が
「誰もが自分らしく
生き生きと生きている世界」
でした。
ビジョンを語るときによく聞く言葉です。
耳障りの良い言葉だし、
誰も反論はしない。
「そうだといいよね!」
と共感してくれる。
けれど、あたらめて考えてみると
「自分らしく」ってどんな状態?
「生き生きと」ってどんな状態?
「自分らしく」
「生き生きと」
それぞれ
人によって異なるはず。
他の人とは違う「自分」
その自分が「自分らしく」って?
そもそもその軸になる
「自分」のことを
どのくらい知っているのだろう?
「自分って何者?」
考えれば考えるほど
もやもやしてきます。
なにを言いたいのか?
普段なにげなく使っている言葉。
その言葉の定義(自分にとっての)
を考えてみませんか?
ということです。
特に、耳障りがよく、
誰もが「それいいよね!」という
共感してくれる言葉こそ、
要注意!
共感してくれるからと言って
相手が自分と同じ定義や意味で
使っているとは限らない。
時には、ふと立ち止まって
「○○ってなんだろう?(自分にとって)」
「どんな意味でつかっている?(自分は)」
言葉の定義を問うてみる
「○○とは?」
そうして出てきた言葉は、
思いがけなく
その人の本質が見えてくることが
多いな・・と思うのです。
なので、最近の私は、
日常の会話でも、セッション中でも
「○○とは?」と
問うことが増えました。
よりその方の本質に近づきたいと
思っているのです。
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