リアル人生100年時代を生きる。75歳がターニングポイント?(その2)
こんにちは!
「トコトン・ダイアログ」
対話ファシリテーターの長岡まりです。
リアル人生100年時代を生きるシリーズその2。
100歳まで、元気で自立して生きられるのが
理想ですが
そうは簡単にはいきません。
80代以降の先輩達をみると
75歳がひとつの転換点だなと感じるのです。
健康寿命と言われるのも75歳です。
70代前半までは、アクテイブだった人が
73歳~75歳くらいに急に病気になってしまい
亡くなるケースが多いように感じます。
有名人でも73歳~75歳くらいで
亡くなる方が相次いだ印象を
受けませんか?
人の身体は70年も酷使してくれば
あちこちにガタが出てくる
それが、70歳半ばなのでしょう。
そこを超えられると
80代前半までは
元気な方が多いように感じます。
ということは、
人生100年時代を生きるには
ひとまとめに捉えるのではなく
いっくつかの
ステージを分けて考える必要がありそうです。
例えば
第1ステージ:60歳~65歳
第2ステージ:66歳~70歳
→私は今ココ。
次の第3ステージをどう生きるのか?
何ができて、何ができなくなるのか?
60代の自分とは違うのだ!と
自覚して考える必要がありそうだと
思っています。
第3ステージ:71歳~75歳
→眷顧寿命の大きな節目。
第4ステージ:76歳~80歳
第5ステージ:81歳~85歳
第6ステージ:86歳~90歳
第7ステージ:91歳~100歳
→母は今ココ。
こう書いてみて、ここまで到達しているって
スゴイですね!
母の70代~を振り返ってみると
父が71歳で亡くなった後
70代の母は、かなりアクテイブでした。
趣味の押し花絵やプールに通い
家庭菜園で野菜を作り、
私たちに送ってくる。
電話をすると
「私、忙しいのよ」と
返事が返ってくる。
そんな70代。
時々、
東京にひとりで遊びに来る。
こともできました。
80代になって
今までやっていたことが
体力的に難しくなり
プールなどは辞めたのです。
東京にひとりで来るのも
難しくなりました。
それでも
家庭菜園で野菜を作るのは
楽しみで、今でも作っています。
80代になり車の免許を返納してからは
人とのお付き合いの場が減りました。
歩いていける所しか出かけられない。
行動の幅が狭まることで
気力も弱っていくようでした。
そして、96歳の今。
日常生活は、
今日、することがない。
今日、いくところがない。
の毎日です。
それでもまだ、庭があり、
雑草を抜いたり、
家庭菜園の手入れをしたりと
全く何もすることがない訳ではありません。
高齢者にとって
「きょういく」が大事と言われます。
「今日、いくところ、今日、することがある」
のは、本当に大事だな・・と
母を見ていて感じるのです。
仕事を辞めたサラリーマンが
急に元気がなくなり、
家に引きこもってしまう・・。
という話に通ずるものもありそうです。
「今日、すること」として
欠かせない家事は
私たちが思っている以上に
大切な役割を担っていると
思っています。
そういう意味でも
男性も家事を積極的にやるべきだと
思うし
それが当たり前になるといいなと
願っています。
人は、社会の中で生きるいきものである。
周りと関わりを持って生活すること。
孤独にならず、社会の中で生きることの
重要性を改めて痛感するのです。
健康でいる為に何をするのか?
前向きでいる為に
何をして、人とどう関わっていくのか?
真剣に考える必要を感じています。
75歳まで後5年!
のんびりしてはいられません。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
「トコトン・ダイアログ」
対話ファシリテーターの長岡まりでした。
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