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リアル人生100年時代を生きる。居場所と自尊心の大切さ。(その5)
こんにちは!
「トコトンダイアログ」対話ファシリテーターの長岡まりです。
今日は、リアル人生100年時代を生きるシリーズの5
高齢者と暮らして感じる
「居場所と自尊心の大切さ」について
このテーマでブログを書こうとおもったきっかけは
ネットニュースの
「エイジウエルジャパンの赤木円香社長の記事でした。
記事のタイトルは、
「高齢者とお話」で時給2000円超え。
味の素出身の社長が救う伝わらない声。
というもの。
大学生が高齢者の困りことをお手伝いするサービスを
とりあげたのものでした。
「若者と高齢者の交流を繋ぐ」事業を展開する会社を
2020年に立ち上げたそう。
高齢者の様々な声をひろう中で
「そうだよね・・」と
私の心に響いたのは
多くの高齢者には
「居場所」と「自尊心」が欠けている。
というもの。
自分の介護を担って欲しい人と
一緒に百貨店に出かけたい人は違う。
という70代の女性の声を聞いて
若い人と交流する世代間交流の大切さを感じたそう。
そして
「高齢者の声に耳を傾けるサービス」
「高齢者と若者の交流をサポートするサービス」
を始めたとのこと。
例えば
登録している若者が契約している高齢者の家に行き
・話を聞いたり、
・買い物に同行したり、
・庭木の手入れをしたり、
・スマホの使い方を教えたり
する。
誰でも即仕事できる訳ではなく
・話を聴く
・高齢者の気持ちを学ぶ
など
若者は、現場に出るまで
28時間の研修を受けて
合格しないとでられないなど
サービスの質の担保にも力を入れている。
核家族化が進み、
身近に家族のいない高齢者の
一人暮らしも多い。
家族がいても、
身近な家族に頼むことへの遠慮があると
感じて、第3者との交流も含めて
始めたサービスなのだとか。
「自尊心」をいうことでいうと
私も母を見ていて感じることがある。
「迷惑をかけてごめんね」
と謝ることが多いのだ。
母は、日常生活に支障はなく、
自立して生活できている。
私は、買い物や病院への送迎など
ほんの少し手伝っているにすぎない。
それでも
「ごめんね」と謝るのだ。
人生の最後の感謝されるべきシニア世代が
家族や社会に謝っているのはおかしい。
と憤りを感じた赤木社長に同感だ。
高齢者に必要なのは
ただ生きていることではなく
「自尊心」を持って生きていること。
その為には
「お荷物になっている」という気持ちでは無く
何か助けてもらったら「ごめんね」ではなく
「ありがとう!」
と言えるようにしてあげたいと思う。
また、母は日常の買い物ではなく
「あそこに行ってみたい!」と
思うことも遠慮しているのかもしれない・・
とも感じた。
こちらから
「コスモスを観に行ってみようか?」
「垂水千本銀杏が見頃かも」
と積極的に誘おうと反省した。
私自身が既に高齢者。
母との暮らしで気づくこと、感じることは多い。
私自身を含め
これから益々増えていく高齢者が
幸せな人生を生きていくために
自分ができることだけでなく
周りとの関わりについても考えて
発信していこうと思ったのだった。
「居場所」と「自尊心」の大切さを
心に留めて。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
「トコトンダイアログ」対話ファシリテータの長岡まりでした。
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