1年越しの3日目の投稿。
えー皆さまこんにちは。
3日坊主が現実となり、2020年9月2日の次のnoteが2021年9月2日。
ん?同じ日?
違いますね、なんと1年越し。
(都合が悪い際によくします、遠い目)
この1年間、オンラインで初めてお会いする人のおよそ10人に1人(それも大体取材して下さる方)が、「note拝見しました!」っておっしゃるんです。
おそるべし情報社会。
そして3日坊主どころか2日目以降記事を書いていない私を事前に知ってから取材しにきたお気持ちはいかがなものか、、は怖くてもちろん聞けませんでした。
というわけでこの続きを(平然と)書いていきますね。
1.田舎はとても素敵なコンテンツ
2.自分たちの意思決定の範囲が狭くてわかりやすい
3.ファミリーのようなお客様に出会える
2.自分たちの意思決定の範囲が狭くてわかりやすい
そうそう、2021年9月1日で、株式会社イトバナシは4周年を迎えました。
去年から事業内容が変わらず継続&パワーアップしていることが、このnoteで唯一主張できることでしょうか…。
(広島志和の新しく借りた古民家。)
その証拠に、奈良五條のお店はパワーアップし、広島志和のお店はより広い古民家に2021年4月に引越ししました。
ほたる荘でずっとお世話になっていたのですが、ちょっと手狭になってきたのでもう少し広い場所で、できれば路面店を探していたら、ほたる荘から徒歩5分以内の場所で、出会ってしまったんです!
壁がー!色がー!かわいすぎる。
一目ぼれしました。
築100年ちかい古民家にこんなお洒落な壁と梁。
さぞかしこれまで暮らしてきた人たちが大切に住んでくれていたのでしょう。
そんな愛情すらも感じて、下見に行ったその日に「ほしい!」と宣言。
ひとまず賃貸という形で、お借りできることになりました。
こんな風にその場で意思決定できるのも、田舎の良さですよね。
借りたい人間と大家さんが直接話せて、条件もある程度自由に決めさせてもらうことができる。
そして自分たちも、この地域でやっていくぞという気持ちだから、やみくもな気持ちじゃなく、長い目で見た決定ができる。
一目ぼれから数日後、早速掃除スタート。
壁面や床は綺麗だったのですが、3年前の西日本豪雨災害の床下浸水の頃からずっと空き家だったらしく、床のがれき撤去から始まりました。
副社長・杉川「で、どんなお店にするの?」
私「しまった、考えてなかった!」
いつも目先のことに走ってしまう私はなにごとも、いいな!始まり。
今回は物件をとにかく気に入ってしまったので、中身を忘れていました。
確かに、お店の引っ越しをしたいのですが、今までのアトリエからは約4倍の広さ。どんなお店にしようかな~。
そのとき思い出したのが、同級生のみさとちゃんと靴下屋さん・How’sThatの存在。
"そういえばこないだ会ったときに
「いつか一緒にイベントやろう~」
って言ってたな。よし。"
というわけで、3月に古民家を借りて大急ぎで準備、
くつした屋さん夫婦もとっても楽しみに志和に来てくれて、
2021年4月に『ししゅうとくつしたのお店』を3日間限定でオープンしました。
(4月のお店の様子)
オープンしてみてびっくり。
3日間でなんと、400人ほどのお客様がいらっしゃってくださいました。
もちろんコロナ対策をしながらの開催でしたが、想像以上の反響におもわず
「なんで来てくれたんですか?」
とお客さま一人一人に質問しました。
「コロナでどこにも行けなくて、田舎なら車で行けるし自分たちの好きな予定で動けるのでたまには出かけてみようかと」
「高齢の親の気分転換になる場所がほんとになくて、こんな場所でやってくれてほんと感謝してます」
「地元に面白い店があるって聞いて」
コロナ禍でした自分たちの意思決定がお客様の今のニーズにあってたんだ!と感激しました。さらに、知ったきっかけとしては、
「新聞で見て気になっていて」
「テレビ見たら来るでしょそら~」
「SNS広告が流れてきて、わぁ絶対好きと思ってきました」
と、たくさんのメディアの皆さんのサポートがあってこそだと痛感しました。
テレビはTSS広島の「ライク!」という夕方のニュースで特集していただきました。私の家にはテレビがないので、志和のいつも頼りにしている電器屋さん「上島デンキ」さんで、パブリックビューイングしました☺
(ししゅうとくつしたのお店のスタッフみんなと記念撮影)
とっても充実感のあった3日間のお店が終わって、寂しい!と感じてしまい、「これからも月に一度、3日間だけお店を開けていこう」と決めました。
まさに ”自分たちで意思決定できる醍醐味” を感じた瞬間でした。
楽しかったならまたやればいいよ、と。
そして2021年4月のオープン以降、5、6、7、8月は『ししゅうと暮らしのお店』という名前で、月に一度3日間だけお店を開けてきました。
毎月セレクトするアイテムを変えながら、靴下などの人気商品はレギュラーアイテムに。
毎月変わらず、200名以上のお客様がお越し下さっています。
そんなお店をスタート地点に立たせてくれた『ししゅうとくつしたのお店』が半年ぶりに、やっぱり3日間だけオープンします!
ししゅうとくつしたのお店
2021年9 月10(金)〜12日(日)
OPEN 11:00
CLOSE 18:00
共催:刺繍ブランド itobanashi
六本松のくつした屋さん How's That
場所:広島県東広島市志和町志和堀3231-1
*google mapはこちら
皆さんのお越しをスタッフ一同、お待ちしております^^
さて「田舎で服を売る」理由の一つ、2.意思決定の範囲が狭くてわかりやすい についてお話してきました。
この続きはまた次回に。(明日とは書かないぞ!)
明日も皆さんにとって、素敵な一日になりますように。