ライオンの話
久しぶりの投稿になります。
先日、百獣の王であるライオンの話を聞きました。
ライオンは、なぜ百獣の王であるのか?
立派なたてがみを持った神々しい容姿をしており、その姿から権力や力の象徴とされてきました。大きな体躯に輝くたてがみ。多くのメスを従える堂々とした態度、そんな彼らを“百獣の王”と称したのでは、と。
一方で、ライオンの群れは通常メスが5〜6頭に対して、オスは1〜2頭の場合が多く、オス1頭で群れのメスたちを率いる姿が国を守る王のイメージと重なり、
「百獣の王」と呼ばれるようになったのではないかといわれています。
走る速さは、チーターが一番。
大きさは、ゾウが最も大きく。
噛む力は、ワニが最も強く。
そんな中、ライオンは、どの項目で比較しても一番ではないのでは。
では、なぜ百獣の王なのか?
ライオンの群れでは、ライオン群れを作り放浪するが、成熟するとライオンのオス同士で群れを狙って戦う。
負けた方は死ぬか、そのまま去るそうです。
(また負けた方の子どもまで殺されるそうです。)
そんな厳しい世界で、群れを守るためにはどうしたら良いのか?
自分が一番強い、そう思って厳しい世界を生きるしかない。
私はそう思いました。
自信無さそうな気配をみせようものなら、他のオスのライオンに群れを乗っ取られ、自分は死ぬか去るしかない。
この人間社会でも、同じなのでは。
根拠のない根拠を持って、自分はできる。
そう思うことも必要。
思い込みの強さも大事。
伊藤申泰