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やまだとnote第8回

山田一十チャプター1

北海道の現場に初めて行き始めた時、見るアイドルすべてが見たことのない人々の連続で新鮮だった。自分が好きになるアイドル、合うアイドルをあの頃探し求めていた気がする。

とりあえずあの子可愛いって思ったらまず物販へ行ってみる。名前わからなかったらグループ名でXで探して顔一致させてとりあえず行ってみる。今まで物販行った人達はみんな可愛かったし、とても良い子たちだったけど、全員を好きになったり全員が推しメンになることってのはまずない。

山田一十

ハロウィンの時に限りなく白くを初めて見た訳だけど、1人だけすごく気になったのが山田一十だった。写真OKだったので撮ってたのも今となっては奇跡だったなと。山田一十の何が俺を引きつけたのかはわからない。顔が好きだった事の他に未完成の中に光る何かが見えたのかもしれない。

あの子可愛いから物販行こうとチェキ券を買い求めに行った。今もあるのかわからないが1kサイン無しがあったので、一旦これで行ってみようと思ったらスタッフさんに「ほとんど話せないですよ」と言われて、じゃあと1.5kサイン付きチェキ券を買った。たしかあの時はアイスクの物販をまわりきった後だったので物販もかなり終盤に差しかかっていて、いとぴょこのところを1人で回ってるヲタさんがいたのを印象的に覚えてる。その方を終えて私だったのだが正直な話何話したかはほとんど覚えてない。いとぴょこがデビューして約1ヶ月くらい。いとぴょこも物販にあまり慣れてないのもあったと思うし、ぎこちない会話だったかもしれない。気になって来ましたみたいな内容で少し沈黙もあったりだった気がする。通常だと多分これ一回きりでもう行くことはないかもしれない。でも、この子はまた行こうって思ったのをすごく覚えてる。それ以降他のグループのアイドルさんで気になった子行ったりすると会話がとても弾んだりすることがあっても次も行こうとなることってなかなかない。あの時の山田一十は俺がほっとけないと思えるような何かを持っていたのかもしれない。この感覚はICECREAM SCREAMの茉白ことはと限りなく白くの山田一十以外に感じたことがない。なんかその時の直感というか。よくわからないけど、直感で多分俺はこの子が好きだし、今後も見ていきたいなという感覚。2度目にいとぴょこに会いに行った時にちゃんと覚えててくれたこともその後に繋がったのかもしれない。

今思えば懐かしくもある巫女の格好をしたあの日の山田一十が俺にとっての

山田一十チャプター1だったな。





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