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歴戦の猛者から銀河の狩人まで、ゲスト満載の南米大暴れツアー『ゴーストリコン ワイルドランズ』【家でじっくり遊べるゲーム】

※写真はPS4版より。一部の写真はフォトモードを使用しています。
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2020年4月の2本目は、毎度おなじみ「今月のUBI」のコーナーです(嘘)。今月のお題は時節柄【家でじっくり遊べるゲーム】とのことで、自分が選んだのは、ユービーアイソフトのミリタリーTPS『ゴーストリコン ワイルドランズ』です。

といっても、今から3年前に発売されたゲームだし、すでに次回作の『ゴーストリコン ブレイクポイント』も発売中なので、この作品を選ぶべきかどうかは迷ったのですが。ただ今年に入って、買い逃していたシーズンパスをPlayStation Storeのセールで買って久しぶりにプレイを再開したら、ついつい遊び続けてしまい、自分の中では今いちばんホットなゲームなので。いやぁ、やっぱり面白いっすよ。

風光明媚なボリビアで、麻薬戦争に介入せよ!

『ゴーストリコン ワイルドランズ』では、アメリカ軍特殊部隊「ゴースト」の4人が南米のボリビアに潜入して、現地の麻薬カルテルを壊滅させるべく、さまざまなミッションに出撃します。映画『ボーダーライン』Netflixの『ナルコス』を見たことがある人なら、まさにあの世界に自分自身が入り込めるわけです。

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舞台となるボリビアの地はオープンワールドで表現されており、熱帯のジャングルから、鉱山のある荒地、そして雪が積もる高山と、変化に富んだ風景が広がっています。地元の人々が着ている民族衣装がカラフルだったりと、南米っぽさがすごくいい感じに再現されているんですよね。

さらには日本でも有名なウユニ塩湖を自動車やヘリコプターで駆け巡って、ドンパチを繰り広げることも可能です。もっとも、実在の国家を麻薬王国として描いているために、ボリビア政府からはさすがに怒られたみたいですが(ゲーム起動時に「この設定はフィクションです」との注記が出ます)。

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本作で特筆したいのは、キャンペーンで用意されているすべてのミッションを、最大4人のオンライン協力プレイで遊ぶことができる点です。その一方で、AIが操作する味方に指示を出すことで、シングルプレイでもしっかりと遊べるゲームバランスになっています。マルチプレイがあまり得意でない自分が、ヒマを見つけてはコツコツとプレイを進められるのも、こういったフトコロの広い仕様のおかげです(続編の『ゴーストリコン ブレイクポイント』はオンライン接続必須になったのが、個人的に残念ですが……)。

2年半ものアップデートで膨大なコンテンツを追加

キャンペーンだけでもかなりボリュームのある『ワイルドランズ』ですが、じつは本作は発売から約2年半に渡って継続的にアップデートされてきたため、プレイ可能なコンテンツがものすごく盛りだくさんになっています。

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上の画面は、最後の大型アップデートが適用された現在のメインメニューですが、発売から約半年後に追加されたPvP対戦の「ゴーストウォー」に加えて、「傭兵モード」という新たなマルチプレイ対戦も追加されています。

また、ウェーブごとに襲撃してくる敵を撃退して、獲得したポイントで装備を増強して次のウェーブに備えるという、FPSなどでおなじみのルールが導入された「ゲリラモード」は、シングルでもマルチでもプレイ可能です。ただし正直を言うと、マルチプレイで連携して防衛しないと、最初のウェーブをクリアするのもけっこう大変だったりします(汗)。

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「ゲリラモード」では、獲得したポイントで装備を強化する必要があります。ちなみに襲ってくる敵は、ゾンビじゃなくて普通の人間です。

さらにキャンペーンに関しても、有料のストーリーDLCとはまた別に、新ミッションや高難易度向け要素が無料アップデートで追加されています。『ワイルドランズ』に関しては、3年前のリリース時に無料ベータテストや体験版の配信が行われたため、そちらをプレイしている人もいると思いますが、とにかく発売直後に比べてボリュームが圧倒的に増しているということだけでも、ぜひ知ってもらいたいところです。

以下の有料部分では、キャンペーンのどういったところがボリュームアップしているかを、もう少し具体的に語ってみたいと思います。

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