それでもあしたはくる(No.113)
皆さん、こんにちは。
電車に乗ると最近は、老若男女問わず大きなリュックサックを背負っていますよね。
あの行動、何なのでしょうか。
毎日疎開、集団避難なのでしょうか…。
昭和40年代生まれの「わたくしの世代」では、背中に背負うのはランドセル又は遠足時のリュックサックがお決まりでした。
登山でもそうでしょうが極力、手荷物は少なめにするのが賢いやり方でしたよね。
しかし今は、電車内で大きなリュックサック(バック)を背負い、何食わぬ顔でいる者達が多いです。
そんなに大事な貴重品でも入れているのでしょうか。
現金1億円とかさ…。
そして一番驚く事は、電車の棚に、それらリュックサック(バック)を置かない事なのです。
何でなんでしょうか。
彼らは何も考えていないのでしょうか。
つまり、電車の棚を利用する事で、電車内に居る人々の周りに、僅かにスペースが少しだけできる。
それが満員電車の際に起こるマナーや、いたわりや、他人へのトラブル回避の配慮となるのであります。
この「お互い様」の精神で、少しでもより良い電車内空間を作るのが、今ほど大事な時期にもかかわらず、令和時代に生きる者達は、無頓着が過ぎるので困りものですね。
だから障害者たちが権利を人一倍主張し出す。
昭和時代は、電車に乗ると必ず、電車の棚を総ての人々は利用していました。
あの頃のような、少しでも他人様の邪魔にならないように気遣う心が、今を生きる世代にあれば、SNS媒介の闇バイト強盗もないだろうし、経済的格差継続の貧困化(自分さえよければ)も起きないと言えますでしょう。
昭和時代を生きた人々は賢かったが、今の老若男女は自分勝手で、ろくでもない者が多いと言えそうです。
「電車内の棚を活用して、電車内の混雑緩和に努めよ、バカども達よ」と
戦死者は問いかけるであろう…。
さて本日の御話は二つ致します。
御話①…「投票率53.85%の第50回衆院議員総選挙」
今回施行された公示日2024年10月15日、投票開票日10月27日の衆院議員総選挙ですが、国民の関心度は底冷えで、政治に無関心というよりは、立候補者全員に失望した結果が、如実に出たようでありましょう。
何故なら、有名無実(名声や評判に見合う実体がない人)の立候補者や、選挙の為の政治をする候補者ばかりが金を求め顔を揃え、日本を良くする事を心底望んだ立候補者は、殆どいなかった現実が随所にあったと言えましょう。
その証拠に、定員465議席を狙った立候補者総数1344人は、「責任感と覚悟と行動力と知恵と経験と公正さと誠実さ」を絶対的に持っていないように見えるからと言えますでしょう。
その結果、「物価上昇、賃金据え置き」の国内経済の中、投票率は伸びず、投開票日を迎えたのであります。
この投票率53.85%の第50回衆院議員総選挙をどう思いますか。
以下は選挙結果ですが、各陣営の「当選者数」と「立候補者総数」の関係が分析することでとても面白いです。
そして「党の看板を駆使した選挙で有利になったか」とする指標、いわゆる当選確率を今回、出した事も、この選挙を分析する上で面白くさせています。
では皆さん、楽しんんで御覧下さい。
【与党当選者数】
自民党191人 ←(公認342人中) 当選確率:約55%
公明党24人 ←(公認50人中) 当選確率:約48%
【野党当選者数】
立憲民主党148人 ←(公認237人中) 当選確率:約62%
維新38人 ←(公認164人中) 当選確率:約23%
国民28人 ←(公認42人中) 当選確率:約66%
れいわ9人 ←(公認35人中) 当選確率:約25%
共産8人 ←(公認236人中) 当選確率:約3%
参政3人 ←(公認95人中) 当選確率:約3%
保守3人 ←(公認30人中) 当選確率:約1%
社民1人 ←(公認17人中) 当選確率:約5%
他12人
どうですか、これを見て、皆さんならお分かりですよね。
そうです。
是非、当選確率に注目してみてください。
自民党は、「裏金づくり(脱法行為)」、「旧統一教会(政教一致)」といった致命的マイナス要因を抱えながらの逆風の選挙戦の中でも、見事に自民党公認で55%の当選確率を叩き出しました。
これは政党政治では、凄い事なのです。
要するに、反自民党の姿勢を前面に出す「維新の23%、れいわの25%」を上回る支持の厚さなのです。
今回、無風状態(支持政党なし)の選挙戦でしたが、国民民主党という政党の看板が66%の当選確率を出しました。
何故でしょうか。
おそらく理由は「党代表の玉木雄一郎のキャラクター設定」が功を奏した事でありましたでしょうね。
「既婚で真面目で、50代の若さでズバズバ遠慮なくものを言う姿」が、新鮮で頼れる「オジさん、お兄ちゃん、先輩、ボス」って風に有権者へ映ったと言えるのではないでしょうか。
まさに、イケてる格好良いオヤジとなる「イケオジ」時代の代表選手に一瞬なったのでありましょう。
なので国民民主党の看板だけで、当選した公認候補者達が突如、我が国日本に現れたのあります。
まるでそれは「玉木雄一郎チルドレン議員」です。
それに比べ、立憲民主党は62%の当選確率でした。
時代の追い風に乗ったはずの選挙戦でありながら、伸びしろがない政党だっただけに苦戦して、野党間で埋没し、そして各選挙区で擁立断念や取りこぼしが多かった事が、その原因になりましょう。
言い換えれば、偏に、野党間での政策合意と政治姿勢方針の明確化が事前になされなかった事による、政治的な怠慢な態度が払拭できずに、未だ立憲民主党内に在った事と言えましょう。
本来なら今回の選挙戦は千載一遇の機会と捉え、その認識の下で党内一致団結し、「立憲民主党で単独過半数を獲って、政権交代をする意気込みと覚悟」が、他の野党連携でも発揮され、そして候補者調整の擁立に活きたのなら選挙結果や政局等は変わり、現在の因果応報の状況を見ずに済んだと言えましょう。
つまらん候補者を擁立しても、日本国は良くならないのは、過去30年間が証明しています。
だから今が、大変なのです。
皆さん、お分かりですよね。
困った、困った…。
御話②…「2024年師走の石破茂新総理」
先月の2024・総選挙で石破自民党は大負けをしたのではないから、旧安倍派を除き自民党内では石破降ろしは活発化しないでありましょう。
その代わり、政権連立を組む相手を模索する動きを見せるであろうが、来年は東京都議会議員選挙と参議院議員選挙がある予定ですから、安易に目先の利得で、党利を無視した戦略は執らないであろうと言えます。
東京都の利権は、自民党の利権に繋がるので、お人好しなって、地方政治優遇にかまけていては、首都圏の政治的基盤を完全に失いかける事になるので、与党政治としては慎重になっている事でしょう。
これは、どういう事かといいますと、都(みやこ)は栄えて田舎(地方)は廃れる中央集権国家政治を継続続行する自民党という事であります。
ここまで言えば、皆さんなら、分かりますよね。
日本国の再生を本気で目指すなら、「遷都(首都機能移転)」をしなければなりませんが、そんな事をしたら、今ある土地本位制と連動した金融資本は真逆に動き、真正の固定資産が喪失してしまい、これからの日本経済は再スタートを強制される事になりましょう。
それは敗者復活を意味し、今存在する勝ち組(ビジネス・パワーエリート層)を蹴落とし、新たな健全な産業が主軸となる日本経済の再興を出現させます事になります。
それって、まさかの、一種の「革命」なんですよね。
全共闘世代である70歳以上の老人が目指した体制転覆であります。
つまり改革より「ドデカイ社会変革」となるので、本気の国会議員や、覚悟を持った国会議員が寄り集まらないと不可能でありましょう。
ちなみに、総理の石破茂さんが本物の政治家になる意思を持ち自身の思想と共に現状打破で脱皮するなら、たぶん「やっちまえ」主義となり、何かが急変して、デノミ(通貨の呼称単位の切り下げ)が起こるでしょうけども、今のところ、そんな兆しはなさそうですね。
あったら、感激ものです。
地方分権の兆候が出たと言えそうです。
さぁ、本日は11月初旬ですから、年末年始の予定を考え、何かをするといいでしょうね。
わたくしは、断捨離運動をして、運気上昇で良い日を迎えられるようにしたいです。
皆さんは、どうですか。
頑固な汚れ、ありませんか。
お風呂や床や壁などにね。
まぁ、人生の頑固な汚れは、即行で解決解消してしまいましょうね。
人間関係のリセットや、新しい出会いを大切に生きていきましょう。
たまたま立ち寄ったカフェ店で、いきなりの見ず知らずの人との相席が待っていて、その素敵な出会いに遭遇する予感がしたら、それはもう、大儲けですね。
そんな良い夢、皆さん見て下さいね。
楽しく生きたもん勝ちですよ。。。完
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