急増する大学生の投資詐欺被害：起業志向の闇と対策

『自走するチームの作り方』著者で、チームビルディングコンサルタントの伊藤じんせいです。

部下とのコミュニケーションに困っている上司の方に役立つコラムを日々、投稿しています。

大学生が投資詐欺ビジネスの被害にあう事件が増えているとニュースで報道されています。

この話題について私、は経営コンサルタントとして、決して見過ごすことが出来ませんでしたので、今日はこのニュースについて取り上げたいと思います。

この投資詐欺は、投資自体で利益を出すのではなく、投資ビジネスに友人を勧誘することによって利益をあげる仕組みです。

ですので、被害者が加害者となり被害が広がっていくのです。

この問題を重大と捉えて、入学後に投資詐欺ビジネスに注意喚起するガイダンスを行っている大学もあるそうです。

しかし、被害は一向に減りません。

中には借金をして自殺をした学生も出てきたそうです。

調べてみると、投資詐欺ビジネスを開始する動機の多くが「起業家になりたい」ということだったそうです。

私はコンサルタントとして、起業を目指す大学生に強く伝えたいことがあります。

もし、将来、起業をしたいのであれば、いきなり借金をして投資詐欺のマルチビジネスをすることはオススメしません。

それよりも
大学生という身分を活用して、
「自分がしたいビジネスをしている会社でインターンをする」
もしくは、
「自分が尊敬する経営者のカバン持ちを志願する」
ことをオススメします。

お金をかけずに、ビジネスをはじめることは、非常に重要ですので、このことを覚えておいて下さい。

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