それだけで勝手に救われたような気がしてしまう
ライブを観てきた。
ircleと2(ツー)という二組のバンドの対バンだったんだけど、両方とも大好きなバンドだったからもう本当に楽しみで、楽しみにしていた以上に、楽しかった。
ライブなんて、好きなバンドが生演奏で生歌でパフォーマンスしてくれるんだから良いに決まってるんだけど、その上で「良いライブってなんだろう」って考えたとき、そのひとつの答えを彼らのライブに見せてもらった気がする。
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ライブハウスって、ライブに慣れてない人は耳を塞ぎたくなるくらい常に爆音で音が鳴ってる場所なんだけど、それが心地よくなってしまったかわいそうな人たちがたくさんいる場所でもある。
以前何かのブログでも似たようなことを書いた気がするけど、そういう耳をぶっ壊すようなことをする馬鹿な人たちが集まって、耳をぶっ壊してでも聴きたい音楽があって、大好きなバンドが音を鳴らしていて、なんか僕はそれだけで勝手に救われたような気がしてしまう。
いや、少なくとも今日、僕は勝手に救われていた。
何を言ってんのかわからないって人もいると思うけど、わかってもらう必要もないし、たとえば同じようなやり方で他の人も救われてほしいとも思わない。ただ、そうやって何度も救われた自分がいるっていう事実だけ大切にしたいっていう、これはもう単なる独り言でしかない。
みんな、それぞれの好きなことや大事なものに勝手に救われたりしてるんだろうな。なんかいいな、それ。
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瞬/ircle