2022.4.2 Release New Album【gradation】
みなさん、こんにちは😊
シンガーソングライター伊東和哉です。
昨年4月〜12月、毎月1曲ずつ配信リリースをしてきた全9曲。
コロナ禍により音楽家の生命線とも言える「移動、密」をNGとされ、、、身動きが取れない中で、それでも出来ることはないだろうか?と考えた末に、毎月配信ででも音楽を届け続けること。そうすることでこんな暗い日々にも楽しみを持ってもらえたらという想いから、制作を続けてきました。
この全9曲+3曲を新たにレコーディングして出来た新作アルバムです。
今回収録される1曲目から綴っていきます。
♪49号線
地元・福島は郡山をほぼ真横に通る国道49号線。 そこで起きた、1人の友人の恋の行く末を描いた1曲です。
郡山から会津方面に車を走らせると、途中左手に日本で3番目に大きな湖・猪苗代湖が見えてきます。
そこを深夜に走っていたら涙したというエピソードを聞いて、これは曲を書くしかない。
と描いた女々しい失恋songです 笑
♪カタンコトン
全国を旅しながら歌うようになってすぐくらいに書いた曲。孤高のシンガーソングライター和哉。もちろん一人旅。なんか寂しいような、でも待ってくれている人がいるという喜びに胸をときめかせながら詩を綴ったのを憶えています。 今回はPOPな仕上がりを意識して、このアルバムのある種、スタートを切る曲になればと構想しながら制作にあたりました。
♪ぼくはネコ
あ、実はぼくネコ好きです。
実家でネコちゃんを飼い始めたのがきっかけなんだけど、なんですか!
あのツンデレ具合。
甘え上手っぷり。
そしてふてぶてしさ。
もうメロメロです。帰ってきたらネコちゃんが待っている一人暮らしの設定で、ネコ目線で曲を描きました。
わかるわかる〜と共感して頂けたら嬉しいにゃ。
♪I don't love U
伊東の代表曲の一つと言っても過言ではないツンデレ男子のラブソングです。
もう最後の最後までツンツンし続けました。途中でデレたら男じゃないもん。
でもね、歌詞の端々で感じてください。
この主人公、相手のことめーっちゃ好き。
素直じゃないよねー。言葉はちゃんと伝えないと届かないぞ男子諸君 笑
♪Blue Rose
機能性発声障害との戦いは今も続いているんだけど、思うようにリハビリの成果が出なくて苦しんでいた時期にあるファンの方が送ってくれた青いバラの花束。
僕が花言葉の意味なんか知るわけもなく、その意味が「夢は叶う」と知らされた時の衝撃たるや。しかもね、青いバラってもともとは自然界では咲き得ない花ということから「不可能」とかそういう意味だったのが、科学の進歩から創り出すことが可能になり、今の花言葉になったんだそう。
その意味を知った時に
あぁ、、、負けてられないわー俺。
絶対に前よりももっと歌えるシンガーになる!と心に誓いながら書いた一曲です。
書かせてくれてありがとう。
♪月の夜にマリアージュ
ワインがめちゃめちゃ好きなんだけど、地元・郡山の駅前にルナデンというワインバーがあって、そこのマスターがまさかの同級生。プライベートでも仲良しなんだけど、そんな彼のお店に曲を贈りたいなーと思って書きました。 ルナデンの店の名前の由来って知らないでしょ?ルナ(つき)デン(た)。
そうマスターの名前が「つきた」さんなの。
安易だよねー好きだけど 笑
Jazz waltzとお洒落な楽曲にしたので、歌詞の表記もルナデン(月の宮)と洒落てみた。てへ。
♪夢喰いバク
曲自体が書けたのはだいぶ前になるんだけど、やっと音源化。
夢を食べるとされるバク。
確か、年明けに「悪い夢を見たんだー」という友達の話を聞いて書いたと記憶してるんだけど、その時どこかで戦争のニュースを見て、世界中の悪いものも音楽の力で無くなればいいのに。そんな気持ちも重ねて創った曲です。
悪いことはバクに任せて、明日からもハッピーにいきましょ
♪PLAY HARD
京都にあるよろず屋って同郷(福島出身)のしーちゃんがやってるお店があって、そのしーちゃんが応援しているボトレーサー秦 英悟さん。
そのレースの動画を見せてもらって曲が浮かんだんだよね。
ボートレースって、すごく疾走感のある競技で
それに重なるイメージの応援歌が書けたらと想像しながら書きました。
しかし、よろず屋しーちゃんの応援の熱?愛?
すごいんだよ本当 笑
♪熱帯夜
はい、代表曲その2。
これ書いたの10代の時だよ。どんな10代だよって話だよね 笑
しかしその当時から不動の人気曲で今も愛して頂いてる大事な曲です。
今の状況が明けたら、またみんなと一緒に「熱帯〜夜!!」て叫びたいなー。
それまでこの熱を溜めておきます🔥
♪砂漠に雨を
このコロナ禍の日々がまるで砂漠のようだなと思って書いた曲です。
砂漠の中にも咲く花があるように、どんな厳しい環境下でも強く咲く花のようにあって欲しい。
そうありたい。という想いから創ったラテンナンバーです。
♪スワロウ
これまた郡山の駅前にある酒場スワロウのお店のテーマソング。
まだスワロウがオープンしたばかりの頃に書いた曲で、代表のヒデさんからお店のコンセプトとか想いを聞いて、曲にしました。
この店のカウンターで飲むのが好きで、隣り合った知らない人とも、気づくと笑い合ってるゴキゲンな場所なんです。
まだ行ったことのない人は是非行ってみて。
大好きな場所の一つです。あ、ルナもよろしく
♪センチメンタル
アルバムよ終わらないでーという想いから最後に弾き語りwith波音。
海が好きで、行き詰まったりするとよく海に行っていた時期に書いた曲です。
夏の終わりと恋の終わりを描いたラブソングです。
誰も知らない明日がやってくるんだよね。
明日がどうぞ素敵でありますように。
12曲のライナーノーツお付き合い頂き、ありがとうございました!
今回のアルバムタイトル「gradation」
1曲1曲が違う色をしているんだけど、それぞれが聴いてくれるリスナーのみんなにとってどんな色としてキャッチされるのか?そんなことを想いながら制作に努めました。
熱帯夜はピンクとして 笑 聴いてくれるアナタにとって、心の空白だったり、モノクロだった部分を彩れるアルバムであれたら嬉しいです。
今回のアルバムはライヴ会場での手売りのみなので、会場に来れない方はネットでも購入が可能です。コチラから是非ご購入ください。
まだまだ大変なことは続くかもしれないけど、自分は音楽の力で、歌の力で皆さんの生活に彩りを届けていきます。
またライヴ会場で会えるのを楽しみにしてます✌️
伊東和哉