息子に幸せな人生を送ってもらうためにプレゼントしたいもの
以前読んだ本にこんなことが書いてあって、とても印象に残っている。
「子どもの脳は真っ白な画用紙と同じ。
考え方や心構え、得意なことや苦手なこと。それらは、幼児期に脳に書き込まれた情報によってほぼ確定する。
子どもは大好きな父親母親が与えてくれたものは、たとえそれがたった一つの情報であっても全身で受け止め、真っ白な画用紙のような脳に、くっきりと書き込む。」
これが本当なら、親ってなんて責任重大なんだろう。
親が子どもに残せるものが、実際はどの程度のものなのかは人それぞれかもしれないが、私が息子に何かをプレゼントすることができるのであれば、
私は、「私が想う幸せのイメージ」をプレゼントしたい。
それは、幸せになるには、幸せのイメージを持てることが大切な気がするから。
幸せの形は、人それぞれで、自分で見つければいいと思う。
だけど見つけられないまま、人生のほとんどが過ぎ去ってしまったらもったいない。
だから、我が子には、当面の間の人生の道標として、私が想う幸せのイメージを伝えられたら素敵だと思う。
親の幸せのイメージを押し付けるのはよくないが、幸せのイメージを伝えられたら、きっと私が想う不幸のイメージとは違う方向に向かって歩き出してくれるはず。
子育てと仕事に追われる毎日はあっという間に過ぎてしまうけど、日々の忙しさのせいで、私の想う幸せのイメージを伝え忘れてしまうことがないように、たまには、今日考えたことを思いだしながら、息子と過ごそう。