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いとうくんのとうびょうにっき 修行編(2025/01/27〜2025/02/02)


2025/01/27(月)

 出社。
 退勤。

 月曜からすでに疲れた……。

 30%OFFの牡蠣。美味い!

 お酒飲みながら本読む。そして眠る。

2025/01/28(火)

 出社。
 退勤。

 社の評価面談の準備をする。評価の時期はいつも決まって業務も忙しいので無駄にイライラする。マジでダルい。半期の終わりが一年で一番憂鬱である。労災ものだと思う。一年に二回も自分を評価しなくてはならないという一点だけで会社のこと嫌いになるには充分すぎる。

 20時くらいまで残業。

 冷凍庫の海老とブロッコリー炒めた。

 読んだ。全体的によくできたパロディ(これは褒めてる)で、あのへんにウケそうな印象(これは褒めてない)である。一話はそのパロディがキツすぎて読んでられなくて二話はシンプルにつまらなくて三話はパロディがきちんと面白くて四話は普通で五話は面白かったけどオチがテキトーすぎて萎えた。あと、これは完全に個人的な好みの話で何度も言ってることなんだけど、ネタを明かす前とかに作中内での必然性は何もない状態で急に視点を変えたりするやり方、マジで無理。読んでて舐められてる気分になる。

2025/01/29(水)

 出社。
 退勤。

 評価面談はゴミとして終わった。日中、マジで頭が動かなくてひさしぶりにエクセルを開いたり閉じたりした。

 帰りに近所の家系ラーメン食って帰る。

 聴かせろや💢

 家に帰って、お酒を飲みながら今日までの日記を書く。明日ディズニーなのではやめに寝ないといけない。

2025/01/30(木)

 誰もが不可能だと考えていた早起きを成功させた。5時半起きである。外がまだ暗い。

 6時ごろの電車に乗る。流石にこの時間の電車は空いているだろうと思ったら、スーツ姿のサラリーマンがわらわらいて悲しい気持ちになった。

 なんか……一駅分くらい歩かされたが?京葉線のホームが近づいてくるにつれ構内がディズニー仕様になっていき、絶対に通勤で使いたくないと思った。

 舞浜の地にて、95年組、集結——。

 なんか、去年の夏か秋ごろにディズニー行こうという話をしていて、ようやく実現した形である。

 とりあえずヤニ行くぞヤニ!と意気揚々、歩き出した我々であったが、モノレールに乗るまでの道中に喫煙所らしきものはなく、モノレールを降りてからもダミーの喫煙所しかなく、がっすんがスタッフに聞いてくれて、ようやく駐車場の隅で一服できたのであった。

 一服したあと、開園を待つ列に並ぶ。平日だというのに人が多い。

 待ってるあいだにモーニング読んでたらおこづかいのマンガが文フリの話でウケた。

 8時ごろ?に並んで、9時?ごろに入園できた。はやいのか遅いのかはわからん。

 とりあえず、まず、トイストーリーの予約に行く。俺が唯一観たことがあるディズニー作品である。家になぜかVHSがあったから子どものころ繰り返し観ていた。家は人並みに裕福だったが、娯楽には乏しかった。

 無事、予約をすませ、そのへんをプラプラする。この日はsabiくんにあやかり、俺たち全員並ばずにアトラクションを楽しむことができた。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/234/

 最初に乗ったアトラクション。人があまりおらず、すぐに乗れた。進行方向が読めず、機械に振り回される現代人を風刺した作品である。滝に突っ込みそうになってギリギリで止まったり、急に後ろ向きに進み始めたり、普通にめちゃくちゃ楽しかった!機械に振り回されるのも悪いことばかりじゃないよというメッセージだったのかもしれない。何事も二元論で片付けてしまうのはよくない。

 あとは骨付きソーセージとビールを喰らったり、手をベタベタにしながらスモークターキーレッグを喰らったり、した。食い物がどれも美味い。

 園内を歩く。異常なまでに嘘が作り込まれていてすごい。sabiくんが教えてくれたけど、アトラクションにはすべてストーリーがあるらしい。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/243/

 とくに見た目が目を惹くやつ。絶叫系じゃなかったら乗ってた。

何もかもが嘘の世界で、唯一本物の鳥。

 時間が近くなってきたのでトイストーリーのところに戻る。トイストーリーの前に知ってるキャラいて流石にテンションあがった。ていうか、いつのまにかみんな被り物買っててワロタ。正直、この日の時系列とか全然覚えてない。たぶん色々間違っている。遠近法とかで狂わされて、園内の全体像も結局最後までわからなかった。がっすんがスマホで地図見ながら案内してくれなかったら迷子になっていたと思う。

 トイストーリーの前にリトルグリーンまんのキーホルダーがちょうど三連セットで売られていたので、みんなでお揃いにした。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/218/

 というわけでトイストーリー。乗り物に乗ってプレイするシューティングゲームだった。うおおおおおおおお、楽しい!!!!めちゃくちゃ声出る。なかなか頑張って高得点を狙えたと思ったら、三人のなかで一番スコア低くて、なんでや……と思った。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/246/

 俺がディズニーシーで唯一知っているアトラクション。話が普通にうまくて、客のどんな質問にもおもしろく答えるから仕込みか?と思っていたらsabiくんが当てられててわろたであった。回答の内容自体はありきたいなものだけど、間の取り方とか客のイジり方とかが堂に入っている。

 これはタートルトークに並んでいるあいだに見たミッキー。みんな踊っていた。

何もかもが嘘の世界で、唯一本物の鳥。

 飯、のち睡眠。ベイマックスの帽子、あったかくてアイマスクとしても活躍する。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/219/

 今回、乗ったなかでも一、二を争う良さだった。あまりの臨場感、没入感にマジで感動した。絶叫系、というか高いところが基本的にダメなんだけど、これなら何度でも乗れる。乗りたい。

 アルコール、のち睡眠。基本的に座ったら三人のうち、誰かひとりは必ず眠るようになっている。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/245/

 次のアトラクションに乗る時間まで、ここで謎解き。大砲とか紐引いたら本当に音と煙が出て楽しかった。ていうか、ここに限らず、どこも流石に作り込みがすごい。レオナルドダヴィンチはレオナルドダヴィンチではなかったが。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/223/

 ジェットコースターとか本当にダメなので震えていたらなぜか最前列に乗せられる羽目になってしまった。怖すぎて最初から最後までずっと叫んでいたが、本当に怖いのは最後の一瞬だけであとはひたすらにかっこよかった。いや、途中マジの真っ暗闇をかなりのスピードで進むのとかもめちゃくちゃ怖かったが。このあとインディージョーンズにも乗ったので、どっちのアトラクションにどんな怪物がいたのかごちゃ混ぜになっている。

 肉、のち睡眠。料理がどれもマジで美味い。あとこれとか2,000円とかで食べられて普通に安い。

 喫煙所に忘れられていたタバコ。過激なパッケージ。

 95年組はみんな喫煙者なので、この日は通算6、7回くらい喫煙所に行った。喫煙所のなかもきちんと作り込まれていて、灰皿とかもそのワールドにあったものが置かれていて、よかった。

https://www.tokyodisneyresort.jp/tds/attraction/detail/222/

 ジアースによって乗り物は怖いという先入観を植え付けられたので、激しく揺れますと説明されたときは頬が引き攣ったが、いざ乗ってみると……楽しかった!これもやっぱり怪物がカッコよすぎる。まあ乗り物自体はやっぱり怖かったが、インディージョーンズが頑張ってくれたおかげで無事、生還できたのでよかった。アトラクション気分でよくわからん遺跡に入ってよくわからんうちに神の怒りを買ってしまった俺たちのためにここまでしてくれるなんて……。感謝である。最後にインディージョーンズが上から出てきたときは思わず「ありがとう」と口にしていた。インディージョーンズ観たことないけど。インディージョーンズに限らず、アトラクションになっている作品をトイストーリー以外マジで観たことも読んだこともなかったのだけ悔やまれる。

最後にスポンサーの名前が書かれているのが資本って感じで良い。

 もう書くの疲れてきたので適当に流すが、行けるエリアにはたぶん全部行った。色々な時代のアメリカをシームレスに体験できるつくりになっているのとかめちゃくちゃよかった。あと、暗くなってから見るアナ雪の氷の塔?みたいなのとか綺麗で、キレー、と、思った。

 みんなでお土産買ったり最後のヤニを吸ったり入り口のところで集合写真を撮ったりして、改札を抜ける。抜けたくなかった。

 家に着くまでこれちゃんと被った。

 夢の時間は終わっても、ベイマックスはいつもすぐそばで見守ってくれている。ビジュアルはさらし首だが。

 シャワー浴びて、一瞬で眠った。

2025/01/31(金)

 出社。
 退勤。

 昨日、あんなにハシャいだのに、なんで次の日普通に仕事してるんだ、俺……?

 残業して、そのまま社の飲み会に行く。みんな大変そうだったので大変そうなやと思った。それに比べれば俺なんか全然まだまだやなと思ったけど、それはそれとして俺は大変なので死ねクソと思いながら仕事している。

 二次会まで行って帰宅。楽しかった。

2025/02/01(土)

 9時ごろ起床。

 なんとなく今使ってるipadの充電の減りが早い気がしてipad mini欲しいなと思っていたけど、ipad診断してみたらバッテリー容量95%残ってるって言われて、ならいっかと思った。

 とはいえ、一応ヨドバシにipad mini見に行く。見た結果、まあ、いっか、と思った。

 新宿の西口のほうにあるそば屋。今までなんとなくスルーしてたけど、麺がもっちり食感で天ぷらも揚げたてでかなり満足感が強かった。

 そのあと原宿に移動する。またバッグ買ってもうた……。

 これ。gr10k、ルックの雰囲気とか好きなんだけど、アイテム単体で見るとわりとオーソドックスなワークウェアといった感じで、値段の高さも相まって全然買ってはいないのだが、これはカラーリングが良いのと値段もそこまでバカ高くないので買ってしまった。一日背負ってみたけど、流石にガチのアウトドア用なだけあってマジで疲れない。基本的に服は疲れないことが一番大事だと思っている。

 次に落合へ。ひさしぶりにbumsに行く。最近できた面白い店とか、セカストのディグり方とか教えてもらった。コーヒーをご馳走になったりしながら、一時間以上も長居させてもらい、感謝である。

 最後に高円寺へ。蟹ブックで本を買い、上島珈琲で作業。にっき書く。ディズニーで肉食いながらsabi くんに「今日のとうびょうにっき書くの大変そう」と言われ、内心「んなわけw」と思っていたが、大変だった。閉店時間が来ても全然書き終えられず、結局、帰宅して23時くらいまでやってようやく書き終わった。

 ベタの魅せ方がやたら上手いと思った。クローズドサークルとしてもバディものとしても王道を外さず、それでいてかなり高い水準でつくられている。ジェリーフィッシュ内のパートと地上パートが交互にくる構成になっているんだけど、情報の出し方もかなり計算されている感じで、純粋に読み物としておもしろかった。伏線の張り方というか、違和感の持たせ方が良い。最後に犯人が語り手になるパートが長いこと入るんだけど、それも「質問に答えるのはひとつだけ」という犯人の提示するルールがある以上、必然なのでよかった。次も読むかというと微妙だけど、バディものとしてのベタさに惹かれている面もあるので、いつか読むかもしれない。

 読んだ。『少女を埋める』は「キメラ」も含めて本当に好きな小説で、それなのに小説ではないとなぜこうも受け入れたくなくなるのか、考えたいと思った。

 アニメ監督のインタビューとかそういうの一切読まないんだけど、色々言ってておもしろかった。仁はもう幸せでしょって言ってるの泣ける……。

2025/02/02(日)

 9時ごろ起床。

 アキバへ。ipadのケース新調する。間違えて最新のやつ買ってしまい、コメダで昼食をとったあとあわてて交換してもらいに行った。

 ipadケースを無事手に入れてから上野へ。貸し会議室でシンセティックガールのメンバーと作業する。内容は……企業秘密である。会議室のすぐ近くに喫煙所があって最高だった。

 作業後に上野で飲む。貸し会議室が東上野にあったので韓国料理食べたいと思ったけど、どこも空いてないか値段が高く、結局アメ横のほうにあるお店に行った。22時くらいまで飲み続けた。楽しい会であった。

 帰宅し、冷凍のラーメンを食べて、にっきを更新する。した。

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いとうくん
いとうくんのお洋服代になります。