一人男の娘AC-14:肩幅は個人差かつ男女差はそんなにないらしい

ティーカップ横綱 一人 Advent Calendar 2020の十四日目の記事です。

https://adventar.org/calendars/5488

皆さんは女装する時、どこで服を買われるでしょうか?女性の方は普通にショッピングモールのファッションストアに行かれると思いますが、実際のところビギナー・女装男子とかには雰囲気に圧倒されて入れない、挙動不審になってただでさえ不審者一歩手前なのが完全に不審者になったりする、などの理由で敷居が高いらしいです。

日本には「服を買いに行く服がない」という慣用句があるように(ない)、どこに買いに行けるか、という選択肢はそもそもの着ている服などにかなり左右される面があります。なので最近ではZOZOTOWNを始めとしてインターネットファッションサイトに頼る、という作戦も考えられますが、これにも「実際のサイズ感がよく分からない」という大問題があります。まあこの解決のためにZOZOはゾゾスーツなる全身タイツでデータを測定、そのサイズに合ったものを提示してくれるという便利機能を追加しています。…じゃあみんなゾゾ使おう!で終わるのも味気ないのですし、インターネット利用者の中には宗教上の理由でZOZOTOWNを使えない人も多そうなので、女装男子がどう服を買いに行くかについて、以下にだらだら記述していきます。

ユニクロとか

まず無難な選択肢として考えられるのはユニクロやGUです。価格帯もそこまで高くなく、さらにメンズ・レディース両方の商品が揃っているのでそこまで行くのにも抵抗がありません。が、そもそもああいった店はメンズとレディースの商品の区分けが完全に分断されているんですね~(そりゃ混ざってたほうが書いにくいですし当たり前なんですけど)。でもこれたまに出るコラボTシャツとかでも同様の現象を起こしてくるの少しばかりやめてほしかったり。けどまあ分断されているのは区分けだけで明確に色とかでラインが引かれているわけじゃないのでファッションストアとかに比べると断然心理的抵抗は少ないと思います。あと全体的に構造がゆったり、サイズも多めなので肩幅をそこまで気にしなくてもいいかもしれない。ちなみにそもそもファッションコーナーが店の一区分でしかない無印良品がこういった中では一番入りやすいのではないかと思いました。普通にその階に入ってる別の店の方がセールやってるのもあって安かったと記憶していますが…

リサイクルショップ

この選択肢について書くか5分くらい迷った。その時間で多分課題ができたと思う。そもそも、普段男装しているのに女装する人からすると女装費用は全て「追加コンテンツ」扱いである。一人暮らししている限界大学生とかだとその費用のかさみについて許容できない場合も発生してくる(いや、もう少し働けよ…)と、なると頼りになるのはこういう場所だが…サイズがあるかどうかとかは完全に運。リサイクルショップ特有の匂い(偏見)がどうしてもきになる場合はあまり利用しないほうがいいかもしれない。

前提として客がおっさんばかりなので心理的抵抗感は皆無に等しいのはメリットだと思う。あと小遣い制かつバイト禁止の中高生もよくとりがちな選択肢である(でもその若さならパパ活とかすればいいのに…)。

女装専門店

電気グルーヴの歌詞にもあるような店。秋葉原とかにあるらしい。いわゆる同類が多いと思うので心理的抵抗感は無い…と思う(行ったことないので分からない…)。こういった店に需要が生じるのは上記の手段では自分にあったサイズの服の入手が難しい場合がある、といった事情に起因する。なぜ難しいかというのを説明すると、まず身長の問題がある。日本において20歳以上の男性の平均身長は167.6cm、女性の場合は154.1cmで一回り以上違う。こうすると日本の男性の平均身長より高い方々とかだと服を買いづらい…らしい(実際には女性でも背高い方は結構いるし他の事情(例:自分のファッションセンスが壊滅的なのに自覚的だが相談できる相手もいない)もありそうですが…)

タマトイズのアレ

今日の本題。上は全部前置きに過ぎない。タマトイズというブランドが有ることを皆さんは御存知だろうか。…というのもべつにファッションブランドではなく、アダルトグッズブランドなのだが。え?そんなのと今までの話となんの関係があるのか…とお思いの方も多いだろうが、このブランド、何故か特定キャラのコスプレでもないレディース服を売っている。

と言ってもほとんどは上で示した感じのとは違う下着なのだが…

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特徴的なのは異様なサイズのデカさだ。これはあくまで持論だが、男の娘って標榜された時にあんまりデカい人って連想されないと思う。もともと2次元美少女に対して付与してた属性ということもあって、背が高くても女の子キャラよりちょっと大きいぐらいで描かれることが多く、の~すとらいくなどでも女装巨女みたいなのはまだ出てきていなかったように記憶している僕がその領域をまだ知らないだけなのかもしれないが。

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しかしこれでも昔よりはサイズは小さくなっている。なんだよ5L って。どんな人間の女装を想定してるんだ。しかし未だに4Lのそれは発売された形跡がない。そのぐらいの大きさの人はどこに買いに行けばいいのでしょう…というか日本人こんな急に縮まない気もするが…

後どうでもいいけどほとんどのイラストでモッコリとかが描かれてなかったりおっぱいある感じに描かれていたりするけど、それは絵師に対する発注をわざとそうしているのか絵師の感性でそうなっているのかそれとも男の娘的に書くと発売できない表現規制的なアレがあるのかそれとも現実の女装男子の実態に沿って描いたらそうなったのか。謎である。

結論

よほどナリがでかい人でない限りは「理解ある、ファッションにそこそこ詳しい友人」と一緒にいけばいいと思いました。僕にはいませんけど。

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