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こどもとつくろう。背守り【いろんな糸で繍ってみよう】

あるもので工夫しよう

刺繍の良いところは「針と糸」さえあればできるということ。
世界中の家庭で親しまれ受け継がれてきたのもこの手軽さゆえではないかと個人的には思っています。

さて今日はお家にあるいろんな糸を使って刺繍を楽しみましょう。というご提案です。刺繍糸を買いに行けなくても「あるもので工夫する」という姿勢が、これからのサステナブルな社会において見直されてくるのではないかと感じています。


今回はこの4種類の糸を使ってみました。

いろんな糸画像1

(右から順に)
・100円ショップで買った綿の刺繍糸
・綿の縫い糸(ボタン付けなどに使う糸)
・日本刺繍に使う絹糸
・ウールの毛糸

結論から言うと、どれもそれぞれ良い。かわいい。


細かくそれぞれ見ていきましょう。

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刺繍糸は、刺繍用の糸だけあってとにかく繍いやすい。
ほそい糸を数本束ねて出来た糸なので、分けて太さを調節することもできますし、太いのに毛羽立ちにくく、耐久面からいっても◎です。

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縫い糸はシャープな印象。
小さいサイズで繍うときや複雑な図案に向いています。
一見頼りなく見える縫い糸ですが、下の画像のように数色束ねて繍うととても素敵に見えますよ。

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絹糸の特徴は「光沢感」と発色の「鮮やかさ」。
糸を手で縒(よ)ることで陰影も生まれて、深みのある印象です。
ただ基本手洗いできないので、ハンカチというよりは額に入れて飾るような作品に向いています。

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毛糸はとにかくモフモフ可愛い。
編み物でも編み地の上から毛糸で刺繍すると言う技法があるので、お手持ちのセーターに背守りを入れてみる。というのも良いかもしれません。

おうちで繕い物をするより、気軽に新しいものに買い換えることが多くなった昨今ですが、おうちのお裁縫箱(なければソーイングセット)の中から使えそうな素材を探してみても面白いかもしれません。

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