褒める側と褒められる側のギャップ

今回はいつもと違ったnoteです。
タイトルにある通りなんですが、先日少しTwitterで呟いたことと自分の体験談を元に「もしかしたら同じような人がいるかもしれない」と思い、筆を執りました。

ただし、筆者は医者、カウンセラー、心理学者などそんな大層な職業でもなければ、知識があるわけでもないただの一般人です。
経験談で書いていますので最初にご理解いただきたい。

それらを含めて今回のnoteになります。


1、褒める、褒められるのギャップ

人は軽率に些細なことでもいいから褒められたい。
よく「褒められて伸びるタイプ」と言う人がいる。かくいう私もそのタイプだ。
褒められたいという人の大半は自己肯定力が低いのではないか?と思う。
「褒められる=認められる」ことを意味する。
認められれば自分を肯定する→次も褒められたい、頑張れるのループが出来上がる。

例えば、お菓子を作って美味しいと言ってもらえれば嬉しくなる。
喜んでもらえたから自信がつくのだ。
「自分の作ったお菓子は美味しい、認められた、自信がついた!」が出来上がる。

褒められたい人の心情というのは「自信をつけたい」「認めてもらいたい」「存在証明」なのかもしれない。

では、褒められないとどうなるのか。
単純に自信がつかないし、いざ褒められるとそれを受け入れられなくなる。
褒める側から見て、褒めたのにムスっとしたり「別に」と返されれば褒め損になる。
ここが互いのギャップだ。

では、褒める側はどうなのだろうか?
「この人はこんなことができてすごいんだなぁ」
「そういえば前はできなかったことができてる!」
と褒めたとして、相手が「そうですか?ふふ、嬉しいなぁ」となってくれたらきっと自分自身も「褒めて良かったな」となると思う。

勿論、褒めすぎるのも良くないがさじ加減が要は大事。
ぶっちゃけ、褒める側もどんな風に褒めたらいいのかを考えたりしているから、おあいこな部分もある。


2、どんな風に褒めたらいいの?

いざ褒めて!と言われても困るものである。
言葉にすると面倒なので格ゲーを例に挙げてみる。

1)コンボができた
一番手っとり早い。
初心者だろうが上級者だろうが、練習してたコンボができたら嬉しいと思う。
誰かにとっては簡単なコンボでも他の人にとってはうまくいかない、なんてのは驚くことじゃない。
本人にとってはできなかったことができた!と思えるのが大事、教えるor褒める側はそれをムツゴ●ウさんばりに褒めてあげよう。
(よーしよし、よーしよし)

そして逆にここはまだできてなかったけど、こうするといいと思うかな、となるべくやんわりと教えたほうがいい。

頭ごなしに「こっちのコンボがダメージとれる」とか言うよりは「次はこっちやってみない?」とステップを踏ませてみてもいい。
ようは褒め方次第である。

2)キャラ対策ができていた
今だ!褒めろ!うおおおお
格ゲーにおいて持ちキャラで相手キャラの対策ができて勝てた瞬間は努力が実った時だ。
キャラ対策(以下、キャラ対)は一朝一夕でできるものではない。
初見キャラに知識だけで対策できるとは限らない…と思う。
知識+実践でようやく対策できるようになるのではないか。

話が逸れたがそんな簡単にできるものではないことがきちんとできていたらホ●プくんばりに褒めてあげよう。
>「すごいな!ちゃんとキャラ対策ができているんだな!」
(ホ●プくんに褒められたい)


3)褒めすぎ注意?
ここで少し話を変えよう。
いくら褒めたら伸びるタイプだからと言って褒めすぎるのも良くない。
お汁粉に砂糖をがんがん入れたからって甘くて美味しいわけじゃない。
砂糖と少しの塩のバランスが大事である。

褒め方も同じで、褒めるだけが本当にその人の為になるかと言われるとそうではない。
褒めるだけ褒めて、意見を聞き入れなくなってしまっては元も子もない。
なので、飴と鞭の加減が求められる。
適度に褒めるのが重要だ。

で、悪かった点を言う時に気を付けたいのは「あからさまな上から目線」である。
悪かった点もとい改善点で
「もっとコンボダメージ出せるよ」
「なんでその行動したの?別なほうがリターンとれる」
とか言葉や言い方もあるが、厳しいだけでもあかんのだ。

画像1

※こういうのはやめましょう。

繰り返すようだが、無差別に褒めるのも絶対に良いわけではないし、褒めすぎないのも良くない。
間違って覚えたことや流石にそれはやっちゃいけないことは指摘しないと、プライドだけが高くなっていく。
ここばかりは本当に本人や周りの人間のさじ加減だ。
難しいね、褒めるって。


3、褒められたら素直に喜ぼう!改善点は受け入れることも大事!

褒められ慣れてない人にとっていきなり褒められると戸惑ってしまったり、受け入れられない人も中にはいる。

実際、私はそんな感じだった。
キャラ対や練習してたコンボで前は勝てなかった人に勝てた時にそのことを言ったら「キャラが強いだけ」と私の努力は一切触れてくれずガチ凹みした。

それから別な人に勝って「前よりうまくなってるよ~」と褒められたとき、「ありがとう」とは言ったものの、自信がなかった。
一度、否定されると別で褒められた時に受け入れられなくなってしまう。

けれど、どんなに否定されようとも「この人は褒めてくれた」「別の場所は褒めてくれた」ときは素直に喜びましょう。
どんな些細なことでも褒めてくれた人への感謝は忘れないでいましょう。

また改善点を指摘されたら受け入れることも時には必要。
自分より知識も実力もある人からのアドバイスは素直に聞いてから、自分の意見や行動の意図を言っても遅くはない。

むしろ自分の意見を言って「どうですか?」と聞き返すのも良い。
吸収できる部分は沢山していこう。


4、まとめ

褒める、褒められるについて改めて考えてみたとき、きっかけは「対戦で勝ったけど努力が認めてもらえなかった」「キャラが強いだけ」と凹んだこと。
もっと私自身の言い方があったのかも、相手にとっては当たり前なのか。
今となっては過ぎたことなのですが、もし同じような経験をした人や褒められることが少ない人がいたら少しは参考になればなぁと。

最後なので改めて書くが、私は医者でもカウンセラーでも心理学者でもないのであくまで一つの意見としてさらっと読んでくれれば幸いだ。

このnote自体が雑談程度のものなので興味があったら読むくらいでいい。
ふら~っときてさら~っとで構わない。

ではここらへんで失礼。

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壱村在
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