#45 決意と信念で確実に進化する
決意と信念。
とても重みのある言葉ですよね。
「決意より信念を維持する方が難しい」と新約聖書でもいわれています。
決意というのは、「こうなりたい」と、自分の意志をはっきり決めること。「教師になる」「ライターになる」「医者になる」などしっかりとなりたい自分を決めることです。
そして、信念とは自分のことを信じて疑わず、念じ続けることをいいます。
この考え方でいくと、決意というのは意志を決めるので、途中で変更することもあります。
「先生業につきたい」と思っていたけど、今では「ライターになりたい」「医者になりたい」「先生業だけでなくライターにもなりたい」と変更することも普通にあります。
ただ、自分を信じ続けたり、自分のゆるぎない気持ちや思いを貫き通すことに変更はききません。
貫き通せなかった場合は、「諦め」という言葉に変わります。
だからこそ、信念を維持し続けることは難しいと、人は感じるのです。
元京セラ名誉会長の稲盛和夫氏も「信念を貫くにはたいへんな勇気が必要ですが、これがなければ革新的で創造的な仕事はできません」と言っています。
信念を貫くにはさまざまな障害があります。
一番こたえるのが、身近な人からの全否定。
次いで、噂話のネタにされてしまうこと。
いろいろなレベルの人からさまざまな障害をもたらされたとしても、初志貫徹、自分の思いを揺らぐことなく貫くことができたとき、決意と信念が化学反応を起こすはずです。
進化を重ね、その先の「成功」という言葉につながることを信じて決意を固め、信念を曲げることなく維持し続けていきたいと思います。