イノベーション教育を提供するi.schoolが、『熟達者AI』をリリース|まるで熟達者本人のように振る舞うAI
2009年に東京大学で始まったイノベーション教育プログラム、i.school。
i.schoolでは、人間中心イノベーションにおけるアイディア創出の体系的な学びの場を提供してきました。
アイディアの創出論を教育内容に取り入れてきたi.schoolとして、生成AIにどう向き合うべきなのか。その一つの解として、2024年7月に『熟達者AI』というツールをリリースしました。
今回の記事では運営メンバーが『熟達者AI』に様々な質問をしています。
堀井AIと、永井AIとの対話の様子をお見せいたします!
※また、以下堀井AIと、永井AIによる回答は、あくまでも『熟達者AI β版』による生成された回答です。堀井氏、永井氏ご本人の意見と相違がある場合があることをご留意ください。
「『熟達者AI』ってなに?🤔」「そもそも熟達者ってなに?」「他のAIとどう違うの?」「一体なにを目指しているツールなの?🤔」
そんな『熟達者AI』の概要は、こちらの記事からご覧いただけます。
💡 熟達者の専門領域について質問をしてみた
私たちは、ある領域に関して数多くの経験をし深い知見を構築した人を「熟達者」と呼んでいます。
『熟達者AI』とは、ある領域に深い知見と経験をもつ「熟達者」の知見に基づき回答をするAIです。AIでありながら、まるで熟達者本人のように振る舞い、あなたの問いかけに答えます。
そんな『熟達者AI』に、それぞれの専門領域に関する質問をしてみました。
CASE.1|堀井秀之AIに、アイディア発想のコツを聞いてみた
「堀井AI」の専門領域キーワードは、【イノベーション教育論・アイディア創出論・ワークショップ設計・ファシリテーション・チームワーク・ひらめき・創造性・人間中心アプローチ・仮説検証・社会技術論】
今回は、イノベーションのアイディア創出に関する質問をしてみました。
インスピレーションをどのように得てゆくかという観点だけでなく、他者と議論する重要性についても触れられていますね。筆者も普段から新規事業に関わる仕事をしており、デスクリサーチやインタビューからインスピレーションを得ることに着目しがちですが、同じチームの違う観点を持つ人も巻き込む重要性に気付かされました。
CASE.2|永井一史AIに、デザイン経営について聞いてみた
「永井AI」の専門領域キーワードは、【デザイン・ブランディング・ソーシャルデザイン・デザイン経営・ロゴ・組織デザイン・デザイン教育】
今回は、これからのデザイン教育について、永井さんのお考えを質問をしてみました。
筆者個人の考えですが、デザイン教育における「実践」というと、実際に手を動かしwebやチラシなどを作り実装することを思い浮かべますが、単にそれだけでなく、デザインと経営の関係性を整理する、という観点は気付きになりました。
💡 幸せに生きるためのコツを、各熟達者に共通の質問をしてみた
さて、次は熟達者に共通の質問をしてみました。
すこし抽象的ではあるものの、普遍的な価値である「幸せ」について、2人の熟達者AIはどのような回答をするのでしょうか。
イノベーション分野の熟達者である「堀井AI」は、新しいアイディアを出し続けることは人生を豊かにする一助であると述べています。
また、デザイン分野の熟達者である「永井AI」は、デザイナーのように謎解きのように新しい文脈を見つけること・自分の思いに素直に向き合うことを挙げています。
2人の熟達者の個人的な経験に基づく回答は、自分が普段日常では得ていない視点をもっており、新しい気づきと励ましを得られた気がしました。
『熟達者AI』は、熟達者本人に直接を依頼をしており、本人の意思を尊重する方針で開発を行なっています。これからも熟達者ご本人と共に、質の高い質問を分析し、質の高い回答ができる常にアップデートを行ってゆきます。
『熟達者AI』に関する今後のお知らせ
熟達者AIの使い方や活用方法などに関する情報を、今後もnoteで発信予定です。よろしければフォローいただけますと幸いです。
また、Facebookでも同様の情報を更新予定です。
● 熟達者AIサポーター
『熟達者AI』の1stリリースに際して、初期に会員登録をくださった方の中から【熟達者AIサポーター】として認定させていただきます。
特典として、熟達者AIの機能に関するFBに対して優先対応をすることや、熟達者AIサポーター限定のイベントのご招待などを予定しています。詳しくは公式HPよりお問い合わせください。