散歩
『何が全部つまらないだよ。お前が物事を楽しむ感受性が欠乏してるんだろ。つまらないのはお前だよ』
と言われた訳ではないけど何でもない幸せ探しをしようと思った。先週は勢いで韓国に行ってみたりもしたけれど、ネタ探しをしていたから楽しく感じただけで、日常にも楽しい事が転がってると思ったから。
朝起きて喫茶店に行って詰んであった小説を2冊読んだ。リコリス・リコイルというアニメ原作のライトノベル。
エージェントである彼女ら主人公が隠れ蓑にしている喫茶店が墨田区にある設定で、丁度先日飲みに行ったbarの辺りがまさにそのエリアだ。
飲みに行った際、彼も読まずに積んでいるという話をしていたのでこれを機会に読んでしまおうと思った次第。
小説自体は『喫茶リコリコ』を舞台とした短編集といった形でサクサク読めた。きっと本編を知らなくても楽しめるであろう内容で、記憶があやふやな自分でも実在するお店や錦糸町あるあるを感じれてとても面白かった。
公式noteでも書き下ろしを公開したりもしているらしい。これも外に出歩かなければ知れなかった事であろう。
食事も喫茶店で済ませたので少し歩いて帰る事に。あえていつも通らない道を歩くと気付かなかった場所にある喫茶店やbarに気づく。
これが散歩の醍醐味かもしれない。
目についた焼き鳥のキッチンカーでねぎまやももを何本か買うと目の前に酒屋と角打ちが。
"キッチンカーで購入したもののみ持ち込み可"の文字を見て生ビールを注文。
焼き鳥とビールってやっぱ最高だなあと思いつつ写真を撮るのを忘れた事に気づく。
Instagramやら何やらに上げるための写真を撮ってもしょうがないなと思いなおす。このnoteも今日の忘備録だ。
酒屋にはジャパニーズウイスキーも何本か取り扱っていたが、やはりプレミアが付いていた。山崎はノンエイジで12,000越えだ。
そういえばこの辺りには酒屋がもう何軒かあったなぁ。と少し足を伸ばす事に。
一軒目はチェーンの酒屋。
9月いっぱいで閉めてしまう様で閉店セールを行なっていた。目ぼしいものは既に掻っ攫われた後の様で不自然な空の棚がいくつもあった。
もう一軒はウイスキー専門店。
あるのは知っていたが訪れたのは初めてだ。というかいつか行こうと思ったまま忘れていた。
店の中には見渡す限りのウイスキー。
最近教えて貰ったボトラーズも扱ってるらしく、有料試飲も出来るらしい。
今の自分にはレベルが高いので勉強してからまた来よう。俺たちの散歩はこれからだ。
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