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【就活時事問題】2021年3月のできごとをピックアップ!


20210301 ヤフーとLINEが経営統合


ヤフー運営企業のZホールディングスとLINEが経営統合しました。両社は2019年11月に経営統合に向け基本合意し、準備を進めてきました。

また同日、2022年4月にLINE PayをPayPayに一本化する協議も開始させています。

LINE ZホールディングスとLINEの経営統合が完了

長きに渡りネット、スマホと私たちに利便性を提供し続けてきた両巨頭の統合がさらなる利便性につながっていくのか動向に注目したいところです。


20210301 緊急事態宣言解除


10都府県で発出されていた2度目の緊急事態宣言は1日0時をもって愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都、福岡の6府県で解除されました。

一方で当初7日までとされていた東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県も21日をもって解除され、2回目の緊急事態宣言は終了しました。

しかしながらわずか数日後には「第4波」「まん延防止措置(まん防)」が現実のものとなっています。

日本経済新聞 1都3県の緊急事態、21日で解除へ 時短午後9時まで


20210303 ウーバーイーツが全国対応へ


現在10万人の働き手を抱えるウーバーイーツは、対応地域を今年中に全国に広げることがわかりました(同日付日本経済新聞トップ)。

全国化により稼働配達員も20万人に達する見通しです。外食メニューの宅配を行っている事業者はそのほか出前館、DiDi Food、Wolt、foodpandaがあります。


20210308 グリーンシル(イギリス)破綻


イギリスの金融サービス企業であるグリーンシル・キャピタルがイギリスの裁判所に対し、会社管理手続きを申請しました。事実上の経営破綻です。グルーンシルにはソフトバンクグループも出資していました。

グリーンシルはサプライチェーンファイナンスを事業展開してきた企業で、サプライは供給、チェーンは連鎖、ファイナンスは金融であり、日本語でいえば“供給連鎖金融”となります。

わかりやすくいえば本来、企業経理部が対応すべき決済や資金繰りですが、金融機関や金融サービス企業が製造や流通など企業間供給網に直接入り込んで、資金を調達すべきところに送り込む、支払うべきところに振り込むといったサービスを展開し、取引の円滑化に資するようなイメージです。

1日以降、クレディ・スイス・グループ、GAMインベストメンツが投資家保護のため然るべき対応を行い、同社は経営難となった模様です。

日本経済新聞 英金融グリーンシルが債務保全申請へ 米報道

ソフトバンクグループはウーバー、ウィーカンパニー、OYO、Ola、今年に入りピア・セラピューティクスにも出資しています。


20210311 東日本大震災から10年


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2011年3月11日、午後2時46分、東日本一帯で地震が発生してからちょうど10年が経ちました。

地震規模:マグニチュード9.0
最大震度:7

地震後、余震に加え大きな津波や火災が発生し、1万人を超える方が亡くなられました。また首都圏でも大きく揺れ交通がマヒし、深夜になっても自宅にたどり着けない帰宅難民も発生しました。

そのおそろしさは当時の映像で振り返ることができますが、ストレス耐性に自信のない方は、新聞記事で確認する程度でもいいと思います。

日本経済新聞 東日本大震災とは 福島、最大16万人超が避難

2月13日には福島県沖震源の大地震が発生したことが記憶に新しく、気象庁は2011年の地震の余震と考えると発表しました。


20210312 楽天×日本郵政 資本業務提携


楽天と日本郵政は、資本業務提携契約を締結しました。オンラインに強い楽天と、全国にリアル店舗を持つ日本郵政の化学反応が期待できます。

日本経済新聞 楽天・三木谷氏「郵政提携、金融やモバイルでも深化」

日本郵政については、かんぽ不正販売問題もチェックしておくといいです。


20210316 帝国ホテル東京、建て替えを発表


東京都千代田区にある帝国ホテル東京は、老朽化に伴い建て替えることを公表しました。2036年完成予定。まずは2030年までにタワー館を建設。その後、本館建て替えを行う方針です。

帝国ホテルは、1890年開業の日本の迎賓館という役割を担ってきた歴史ある宿泊施設であり、発起人には今年の大河ドラマ『蒼天を衝け』で描かれている渋沢栄一も名を連ねています。

ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニとともにホテル御三家として多くの宿泊利用者に支持されてきました。ちなみに現在の施設は1970年に開業となったものです。

日本経済新聞 帝国ホテル東京を建て替え 2036年度に完成予定


20210319 ルネサスエレクトロニクス、那珂工場で火事


車載向け半導体などを製造するルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)300ミリメートルウエハー生産ラインの建物で、火災が発生しました。

半導体はMaaS、5G、DX(デジタルトランスフォーメーション)などで需要増となっており、昨年から不足状態が続いていましたが、3月31日付の日本経済新聞の記事によると、出荷できるようになるのは夏頃の見通し。業界上位の同社の出荷停止とありトヨタや日産が減産検討に入るほど、その影響は深刻なものとなりました。

日本経済新聞 ルネサス出荷停止、影響拡大 トヨタや日産は減産検討


20210323 インテルが新たに半導体生産工場、アリゾナ

引き続き半導体に関するニュースとなりましたが、日本でもインテル入ってるでおなじみの同社は、半導体生産工場を建設する旨、公表しました。総工費は200億ドル。2024年稼働予定。他社製造も請け負うこともわかっています。

インテルは2020年売上、世界首位。サムスン、SKハイニックスが追随しています。東芝が前身のキオクシアも9位と健闘しているもようです。

ちなみに半導体は仕様によって通電したり通電しなかったり変化できるので”半”導体といいます。また他社製造請負は別名、ファウンドリーともいいます。


20210323 スエズ運河で座礁事故


スエズ運河でエバー・ギブン号が座礁し、運河を塞ぎました。

同船はエバーグリーン・マリン(台湾)が運航、正栄汽船(愛媛県)所有のもので中国からオランダに向かっていました。

29日にようやく離礁し、通航再開となりましたが足止めをされた船は369隻あったとのことです。

スエズ運河は重要な航路であり、各国の海運、物流等に大きな影響が出ました。特に日本ではワクチン保管に必要な冷凍庫数十台の輸送に影響が出たことがわかっています。


20210331 日立、アメリカ企業を買収


年度末日、日立製作所がアメリカのシリコンバレーに拠点を置くIT企業でDXに強い、グローバルロジックを96億ドルで買収することがわかりました。

今後、同社の全株式を取得し日立グローバルデジタルホールディングスの傘下に入るとのことです。






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