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Insight Tech アイタスクラウド営業担当です。
ちょっと前の話ですがオープンハウスまで銀行業を開始しましたね。
ヤマダ電機同様住信SBIネット銀行の「NEOBANK®」を利用して「おうちバンク」という金融サービスを提供するようです。

「おうちバンク」の提供を通じて
オープンハウスグループの金融・Fintech領域参入を支援

2021年8月5日 住信SBIネット銀行株式会社 株式会社おうちリンク

※株式会社おうちリンクはオープンハウスの子会社


ヤマダ電機とオープンハウスの取り組みを見てみると、、、

7月1日から始まった株式会社ヤマダファイナンスサービスが提供する「ヤマダNEOBANK」は、家電・家具販売、住宅ローン及びリフォームサービスの促進を狙ったもので、購入資金の工面や決済を組み込むことで住宅まわりに関するサービスを包括的に提供できるようになりました。

金融業界は振込等の手数料が高すぎると公取委から指摘もある中、振込手数料が月5回、ATM手数料も月5回まで無料なのも割と魅力です。

対する株式会社おうちリンクは、「おうちリンク」による電気・ガス・ネットの一括申込サービス及び、「おうちバンク」により住宅ローンを提供することで、オープンハウスから住宅を購入する方々のアフターフォローも万全にする狙いのようです。

住宅販売もして住宅ローンも提供するって何か新鮮ですね。
購入代金と利息のどちらも入ってくる会社というのは今まで無かったのではないでしょうか。

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住信SBIネット銀行や、GMOあおぞらネット銀行が異業種のネオバンク事業を支援するシーンが増えてきました。
給与振込口座や振替口座にすることでポイントが付いたり、その企業のサービスを安く受けられたりと、異業種ならではの施策が打てるため、どうしても既存の銀行より良く見えますね。

今後はOEMメーカーのように、銀行が金融サービス機能をOEM提供するのが普通になりそうです。異業種のネオバンク化が進む中で、ネット銀行が金融のOEMプラットフォーマーとしてポジションを確立すると、既存銀行はいよいよ危ないですね。現状のままだと住信SBIネット銀行がその地位につきそうな予感です。


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