149 「試食専門店」という尖った広告媒体

Insight Tech　アイタスクラウド営業担当です。
ショールーミングを食に応用した、「試食専門」を謳う店舗が12/1に登場していたようです。

食でも進むショールーミング　

試食専門店が代官山に12月1日オープン。生産者が試食をしてもらうという広告手段の場としてメグダイに製品を設置。来店者は無料で高級食材を試食し放題

「え～頭いい」
単純にそう思ってしまいました。
アパレルではZARAをはじめ数年前から自店舗のショールーム化を進める動きがありましたが、食品は耳にしたことがありませんでしたね。

運営費は出展企業から得る手数料で賄っているとのことなので、小売店といより店舗の形をした広告媒体と言った方が正しいかもしれません。個人的にはお酒を取り扱って欲しいところです。ふるさと納税とコラボしても面白いかもしれませんね。

以前食品のEC化率が異常に低いことを取り上げてみましたが、食品のショールーミングが進むと少し上がってきそうですね。
化粧品・医薬品のEC化率もかなり低いのでこちらも期待です。

メーカーが負担する出展費、出展期間、ROI、接客するスタッフが商品のPRをできるのか等、少し気になるところではありますが、試食品、試着品、試供品などの専門店舗という新たな形態は今後注目ですね。