すきまかぜふさぎ組

我が家では北風小僧の寒太郎が仕事をがんばり過ぎる。


まあ、寒太郎が活躍しやすい隙間がありすぎるからだ。
どんどんどんどん隙間から寒太郎が集団で侵入してくる。
侵入の原因となっている隙間こそがとにかく問題なのである。


日本の家はもともと基本的に風通しが良いらしい。
暑い夏をしのぎやすいっていうのは、とっても大事よね。
まあ寒さってのは、着込んだり、火鉢とかでなんとかなるしね。


現代技術は「涼しさ」を提供できるようになったので
家が断熱できる構造にさえしてしまえば、室内の温度調整は
エアコンでなんとでもなるんだろうな。うむうむ。



ならない。


全然なんともならないよ。


めっちゃさむいよ。



そんな風に嘆き続けていたら、情報が続々と集まってきました。


まずは山梨県南アルプス市から高野さん。


古民家の寒さはだいたい理由が決まっていて、
①広すぎ
②隙間ありすぎ
③昔のまんまの窓多すぎ
だと思うのです。
◆自分でできることリスト
・隙間をパテで埋める
・屋根に断熱材をいれる
・床に断熱材をいれる
◆効果が高い工事
・内窓の設置
・外張り断熱工事
※古民家のよさを活かせない
◆推定予算
自分でできることリスト3つの場合
→50万円くらい
効果が高い工事の場合
→ヤバイ
◆方法と材料
隙間をパテで埋める
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①お線香をもって屋根裏へ入る
②お線香の煙をみながら隙間をさがす
③専用パテで埋める

・コーキング
・コーキングガン
の両方が必要です
たぶん、窓や扉、玄関など出入り口にも隙間がたくさんあってのことだと思いますが、まずは、壁や床、天井屋根などの見えない部分の隙間をどうにかしないと、見える部分だけやっても手間だけかかって効果が出ません。
窓や扉など、明らかに目に見えている隙間に関しては、やるべきはコーキングではなく建具の調整です。
建具の調整は、本来であれば1年に一回職人さんにやってもらう必要があるくらいメンテナンスの必要な部分です。古民家は生きているので、時々治療しないとなのです。



さらに兵庫県丹波市から藤本くん。


そういえばイタル兄、うちも引っ越して冷気に泣かされてきましたが、縁側のアルミサッシから約50%の熱が逃げていくという情報を手に入れ、⬇︎をAmazonで購入してカーテンレールに取り付けたところ劇的に変わりました。長さもポイントで床までより30センチほど長いので、下からの冷気をシャットアウトしてくれます。
中空ポリカというコンパネほどの大きさの板を二重窓のように設置するつもりでしたが、一枚が2000円ほどして高いので、いったんこれで様子みてます。
※中空ポリカ2枚分の大きさがこの断熱カーテンですと約1000円ほどの計算になります。
素材は、見た感じ100均で売ってる雨ガッパより分厚めの生地です。
これもイタル兄の家には広いし、高いな〜ということでしたら、プチプチで同じように断熱カーテンを作るのをいいかもです。


さっそく勉強になった。
こまったさんのために情報提供をいただき喜んでおります!!


さて、そうとなればコーキングとコーキングガンを手に入れたい。



ほら、すぐこれだもの。神頼みばっかり。
いやーそんな甘い世の中じゃないでしょうよ、と。



コーキングが手に入ることになりました。
あとはコーキングガンだけです。あ、ありがたすぎる・・・。


やっぱり口に出してみるもんですね。
これも僕が「困った!古民家困った!」って言うて始まるご縁。


今回はすきまかぜふさぎ組の優しいみなさま。
本当にありがとうございます。


引き続き困っているし、住民もまだ決まってへん〜!困ってるよ!


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