デザイナー目線でBoldがキマる欧文フォント5選

やっぱりサンセリフ！

最近、映像制作に関わる機会があり色々フォントを比較してたのでついでにnoteにしたためます

用途としては映像作品のタイトルとか、Webサイトの見出し、バナーのテキストなどにいかがでしょうか

そして今回は手書きでもセリフでもなく、いなたいサンセリフです

欧文サンセリフフォントといえば、スタンダードを行くなら、San FranciscoやHelvetica、Robotoや、Futuraなどが思いつくかと思います

細字ならDIN等も好きですが、今回はスタンダードを紹介しても知ってるよとなりそうなので大胆にBoldのみという区切りで紹介してみます

太字で見てみる理由は、似たようなフォントも太字や数字で見てみるとそれぞれの違いが強調されて気付きやすくなると思うからです

僅かな違いを観察しながら見てみてください

では一言コメントと共に紹介します

（好きな5種類で、BEST5ではありません）

1.Inter(Google font)

https://fonts.google.com/specimen/Inter#standard-styles

文字の繋ぎがきゅっと締まってて小さくしてもスッキリ見やすそう！

2.Red Hat Display(Google font)

先が斜めに切れててカッコイイ！タイトルに使えそう

3.Poppins(Google font)

重心が下めで可愛い！eが結構詰まってますね〜　カーニング詰めても○　

4.Gotham

丸みを帯びていてどこか柔らかいイメージ。他と比べて優しい

5.Avenir Next

キレてる！sなどが特徴的ですね　イタリックもサマになります

終わりに

なんとなく違いがわかってきたようなわからないような

wやoではなく、e,a,b,sなどに注目すると違いがわかりやすいです

紅茶で言えばアッサムかアールグレイかというぐらい変わらないと思う人もいるかと思いますが、細部を見てみるとデザイナー冥利に尽きる面白みがあるかと思います

フォントは何を使っても同じようにみえて、僅かな細部にイメージを凝縮させてあるものです

クリエイティブ戦略としてサービスイメージを凝縮させるためにメルカリのMercari SansやNetflixのNetflix Sansなど会社でオリジナルフォントを制作したケースもあります（羨ましい）

（莫大なフォント使用料を払うのを避けたとも言えますが）

あとは日本語フォントだと、駅の電車の表示に使われている鉄道会社が使っているフォントを調べてみると面白いと思います

興味を持ったらぜひ調べてみてください

一段階"デザインを見る"解像度が上がると思いますし、細部まで事細かに見てみると発見があり楽しい分野です

かのスティーブジョブズもタイポグラフィを専攻していたとかなんとか

美的感覚を培うことができるかもしれません

今度また別枠で数字がキマるフォントシリーズも出してみたいと思います！

p.s.

最後にクイズです

サムネイルのBold fontsという文字のフォントはどれでしょうか？？？

おわり