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Kに至るまで【俺の生き様】



第1章 Kに至るまで

【著者紹介】 著者  K@日本一周ブロガー

▶名古屋育ち。名古屋生まれ。

かつての家庭環境で悩み、対人恐怖症に陥るが友人のおげで克服する。その後、SNSのイロハを独自で学び、2021年にバイクアカウントとは無関係なTwitterフォロワー10,000人、フォロー500人のちょっとしたインフルエンサーアカウントを育てる。地元である名古屋の学校を卒業後、数々の社会経験をするも自らの社会不適合さに気付き、日本一周に至る。そのタイミングで2022年にバイクアカウント「K」を作成。

その後、持ち前のコミュニケーションスキルを活かし、対人恐怖症克服や、社会での生き辛さを強みへ変えた経験をもとに、「日本一周書籍」を執筆する。

主に自身の経験に則した


「他人軸からの脱却」

「気質による生き辛さの解消」

「ハイレベル常識社会からの逃走法」などを軸に、

悩める方に日常から将来の設計までセッションを通して携わる、「楽に楽しく生きる。」を主軸とした実験を重ねながら研究中。地元名古屋の魅力を伝えるため、北から南まで日本一周を探索し、登山、野宿、キャンプ、ライハ巡り、ブログまで遊びながら発信中。一般社会から転げ落ちてしまった経験から、仕事や社会生活をあくまで「手段の一つ」と考え、自身の欲求や心地よさを追求した生き方を提唱する。日本一周書籍『〜今を生きるアナタへ伝えたいこと〜』はそんな著者のデビュー作となる。

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【これからは】
ぼく「K」は、これから、さらに「自分らしさ」を磨いていくつもりです。人一倍生きづらい世の中に、人一倍生きづらさに気づける人間として、自分の弱さや難しさに一つずつ向き合って伝えていこうと思います。

ですが、それは決して頑張って努力して歯を食いしばって取り組むのではなく、あくまでもそんな自分を受け入れながら、より楽に笑っていけたらというスタンスです。

こんな僕でも信じてついてきてくれるフォロワーさんの為にも、これからも楽しんでいきます。

また今回、電子書籍の出版を後押ししてくれ、サポートして下さった皆様、本当に感謝の気持ちで一杯です。そして、このページを開いて下さっているあなたにも、心から感謝を申し上げます。


もし書籍をめくって、面白い!やってみたい!ワクワクする!という気持ちが湧いてきたなら、あなたも「日本一周」の適任者かもしれません。気が向いたときにはぜひ、名古屋へ遊びにいらして下さいね。お声をかけて下されば、なにかをもってお返しできるかもしれません!笑


それでは改めて、僕の人となりをご紹介させて頂きます。

日本一周の書籍化にあたって、はじめに考えたのは「読んだ人をワクワクさせたい。」という気持ちがありました。

かつての僕は、「世界はつまらないもの」だと思ってて、自分ではどうしようもできない(と思っていた)現実や日常に押しつぶされて、好きなことも認めてもらえない。許してもらえない。

視界の端には楽しそうに生きている人たちがチラチラと見えているけれど、それは画面の向こう側の世界のように遠く現実味を持たないものでした。

あの人たちはいいなあ。あんな世界で楽しんでいて。

考えることも辛いから、目を背ける。そうしていると、わずかに見えていた外の世界さえ見えなくなって、「自分の生活だけが世界のすべて」だと思うようになってしまいました。

つまらない世界でした。

苦しい世界でした。

ですが、そんな場所から図らずも離れてみたとき、本来の自分が顔を出しました。そして、一度巻き込まれながら飛び込んでみると、楽しいとはこんな身近にあったんだ。嬉しいとは自分で作れるものだったのか。面白いとは見つけるものだったんだと。

今まで全てだと思っていた居場所は「ほんの世界の片隅」でしかなかった。そう気が付きました。ワクワクした。ドキドキした。思わず笑みがこぼれました。これまでくすぶっていた何かが、酸素を得たように踊り始める。そのために自分を変えていきました。人間関係も仕事も自分の心地いい場所に変えていきました。

全ては僕が笑って生きるため。自分勝手で身勝手でズルい生き方かもしれない。でも、気がつくと以前よりも僕は幸せで、僕の周りの人も笑ってくれるようになって、認められるようになって


「K」が生まれた瞬間でした。

日本一周の書籍化は、そんな僕の経験や人生観を、つい手に取ってしまう好奇心旺盛なあなたのような人に届けたくて、練りに練って書き上げたものです。

世界はまだまだ面白くなる。そして、そのための生き方も沢山ある。ここで取り上げたのはほんの一部です。あなたにはあなただけの豊かさがある。楽しみ方がある。狂気や執念もある。まだまだ覚醒できる。だから、諦めなくていいんです。

前のめりに「楽しんでやるぞ」と意気込んでいいのです。公園を走り回って満足してた子供の頃に負けていいはずがありません。大人の世界の広さを見せつけてやりましょう。

第2章 これからを生きてやろうぜ!


急な話になるのですが、「生きる」ためには何が一番必要でしょうか?お金?ステータス?会社?年収?どれも間違えてはいませんが、僕が一番必要だなと感じるものは、

「死なないライン」を知ることだと思います。


死なないなと分かるからこそ、日々の必死さを緩めることができます。死なないと分かるからこそ、力が抜けて「余裕」が出てきます。だからこそ、旅が出来たのです。焦燥に駆られて生活も仕事も人間関係も頑張ってしまうのは、「漠然とした不安」があるからではないでしょうか。

そして、根底には「生活が立ち行かなくなって死ぬかもしれない」という恐れがあるはずです。そのため、不安を拭い去るために日々働き、年収を上げ、いい学校に入って、老後のために 2000万必要だと聞いて、長い人生の中でたった一年も休めず頑張り続けてしまうのです。

ですが、よく考えてみてください。本当に、そんな生活をしないと人間生きていけないのでしょうか?本当に、こんな発達した社会で遊ぶ時間もないほど働かないといけないのでしょうか?これまで頑張ってここまで生きてきたあなたです。ここまで積み重ねてきたものを顧みれば、そんな簡単に死にません。


そんな「人生における命綱の作り方」を

「本当に必要なもの」を確認しよう!

まずは、「本当に必要なこと」を確認しましょう。

①生きるため何が必要か?

あなたも僕も人間である以上、食料と衣服と家がないと生きていけませんよね。ですが、逆に言うと「それだけあれば生きていける」のです。

暴論まがいのことを言ってしまえば、なんかいろいろ頑張って、じゃがいもを貰えたり、その辺で服を拾ったり、アスファルトにマット敷いて寝たり、雨風しのげる場所を見つけたりしてしまえば、生きていけるわけです。でも、それって事実だと思います。

そして、よく考えたらそこまで難しくない。食料は日々どこかで余っているし、衣類なんて頑張れば貰える。家は転がり込める場所は実はたくさんあります。快活などでパソコンが使えるなら、無料サービスで物々交換もできるし、 WWOOF(ウーフ)や Workaway(ワークアウェイ)のような「手伝う代わりに食べ物と住居を提供してもらうサービス」もあります。

NPOのボランティアでも、賄いのあるバイトでもいい。テントを張ってそこを拠点にしてもいいし、今ならフードロスのサービスも使えます。実は家庭菜園的なことも難しくないし、 YouTuberでも自給自足して楽しんでいる人はいます。

大切なのは「本当に必要なもの」を知ること。そして、それらは「お金以外の方法」でもどうにかできると分かること。人類の歴史では、資本主義時代の方が圧倒的に短い。人一人養うくらい、世の中の頭いい人たちがもう既にいくらでも書き残しています。それらを思い出して、掘り起こしてみると案外どうにかなるな…とわかるはずです。まずはそこから確認していきましょう。


②環境を頼れ

そうは言っても、何も全て自分でどうにかしろと言うのはあまりにも現実味がありません。軽率に社会の外に出てしまう前に、もっとできることがあるはずです。


「周り」に頼りましょう。

家族、友人、親戚、福祉、たくさん居場所はあると思います。

よほどのことがない限り天涯孤独で友人も一人もおらず、社会も助けてくれない、という人はいないはずです。生活保護の制度、そしてその何手も手前に実家やシェアハウスだってあります。

頼れないのは自分の「プライド」の問題だけかもしれません。僕は最悪、病気や怪我で本当に動けなくなった場合は、両親か友人か福祉に頼る気満々です。入院代などは社会保障で低く抑えられますし、ほとんどの場合、頼る期間も一時です。

例えば、何かしら病気になったとしても、僕らには医療保険があるので、原則、医療費の 3割を支払うことで、月に支払う金額も制度的に上限が決まっている関係上、多くても月 10万円ほどに収まります。

仮に病気や怪我で休んでも障害手当の制度を利用することができます。最悪失業したとしても失業保険を受け取れます。(自己都合でやめた場合は 3ヶ月後からの支給になる)


他にも、生活保護やシングルマザー向けの補助制度なども考えると、日本という国に住んでいる限り、そう簡単に明日の飯も食えないということはそうそう無いとわかるはずです。

制度と言っても、ざっくりと存在を知るだけでも安心できますし、難しいことが分からなくとも役所に行くと色々教えてくれます。

その手の不安はみんな持っているので、びっくりするほど分かりやすい書籍やブログもあるはずです。そもそも僕は日頃からストレスをゼロに近づけていますし、健康にも気を遣っています。無理なことはしません。そしてもちろん、相手が困っていれば僕も全力で助けます。そのために「何かあったら話を聞くからね」と常々伝えています。

人生いろいろありますし、「不慮の事故」が起こる可能性は拭いきれません。ですが、僕らは一人では生きていません。家族がいて友人がいて、日本という国籍を持っています。

無理なときは一人でどうにかできないと皆知っています。制度も保障もあります。「一人で頑張ってもたかだか知れている。」ある意味そう割り切って「相互扶助」の方法をきちんと覚悟するべきなのです。覚悟したあとは肩の力が抜けます。調べると安心できます。周りに頼れず自分一人で頑張っていた世界が、穏やかなものになっていきます。何かあったとき、あなたにとって頼るべき居場所や方法をぜひ探してみてくださいね。


ここまでのまとめ!

・「死なないライン」を見極めろ。
・衣食住は「お金以外」でも確保できる。
・親、友人、福祉…「周り」に頼れ。


その通り!
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2023年   12月末日


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