旅人ライフハック
【人生、本当にそのままでいいのか？】では、生活費などの試算まで出してみました。では、次はこの金額や生活をどう捻出するか？を考えてみます。
月 9万程度であれば、先程も述べたとおりコンビニバイトでも賄えます。ですが、その賄えるだけの「生活環境」をどう作りだすか？が問題ですよね。試算したって、現在の生活が家賃 ７万であれば破綻します。毎日外食していては ２万どころでは済みません。
そこで、「今の生活」と「遊ぶための理想の生活環境」のギャップを埋めていく作業に入ります。さっそくですが、僕が一番手っ取り早くおすすめできる方法は、「引っ越し」です。生活を変えるために、これほどコスパのいいやり方はありません。
初期投資はもちろん必要ですが、一度動いてしまえばその後の生活が根底から覆ります。「家賃が安くなること」などはもちろんですが、例えばより狭い部屋に引っ越したとすると、持ち物は限られてくるため、断捨離せざるを得なくなります。
「部屋が狭い」たったそれだけでも、これまでの維持コストも移動コストも消費癖もだいぶ改善されていきます。僕も一時期、次の家が見つからなくて彷徨った時期があるのですが、そこで得たのは「自分が生きるためには必要なものはだいたいカバン１つに収まる」という事実でした。
その後に家に住めたときは、もう、なんてことでしょう。今までの「必要条件」なんて、いらないものばかりでした。また、「仕事」を決める際にも拠点選びは重要になってきます。求人に検索かけたことがある方は分かるかもしれませんが、「少し遠くになら理想の仕事があるのに、この地区にはない…」という経験があると思います。
今の拠点が「遊ぶためにめちゃめちゃ理想的な立地」であればいいのですが、そうでないのなら、単純に「生活費を賄うだけの仕事 ＋仕事にまつわる移動やらのストレス」でボロボロになる、なんて無駄ですよね。
あなたの人生のエネルギーを
そんなところに使う必要はありません。もちろん、「仕事がある立地は高い」という場合は折り合いも必要ですが、引っ越すだけで生活の大半を占めるエネルギーやストレスが改善されるのなら、引っ越しもありだと思うのです。さらに、引っ越すということは同時に、その環境下での「人間関係」も変えることができます。
実家が息苦しいという人によく勧めます。僕もやってます。家賃や食費がかかるストレスよりも「人間関係のストレス」が遥かに大きくて、引っ越した瞬間うつ気味の生活が改善したという話はとても良くあります。僕のフォロワーさんや友人、何より僕自身もそんな経験をしてきました。
「人間関係に問題のある環境」というものは、知らないうちに精神をむしばんでいくもので、もしお金や仕事に不安があったとしても、まずはその場所から逃げることを最優先しましょう。健康な精神状態になれば、仕事や生活なんていくらでも手を打てます。
ですが、人間、心を潰されると、 5年、 10年、それどころが人生まで棒に振ってしまうこともあります。 1秒でも早く飛び出してほしいです。引っ越しについての重要性を語ってきましたが、もちろん「引っ越しをするのは敷居が高いよ！と」いう方もいると思います。
それでも、今では家具や設備付きで各地のシェアハウスを渡り歩くことのできるサブスクや、 Airbnbのような住居サービスもあります。もはや、引っ越しは「自分が移動するだけ」というレベルまでハードルは下がっているのです。
もちろん、引っ越しなんてしないで「食費だけを抑えたい」と思うのであれば業務スーパーにいく、ネットで月額制に課金する、フードロスのサービスを使う、などの方法もあります。僕はスーパーの半額飯を未だにフル活用してます。
自分にとって何が「ここだけは譲れない！」というものに直結するのか？を見つめてみて、時には思い切って、理想の生活をつくれる環境を手に入れてみてください。
いつまでに達成したいのか？
理想や方法が分かってくると現実味が湧いてくることでしょう。ですが、理論を知ったとしてもすぐ動けるものではありません。また、仕事や人間関係でもある程度の準備期間、助走、根まわしは必要となってくるはずです。
そのため、「期限」を決めましょう。いつまでに何をどう達成していくのか？を決めるわけです。人はゴールが分かると走り出すことができます。一秒でも早く第一歩を踏み出すためにも「期限」を決めましょう。と言っても、ただ「北海道に引っ越してキャンプ三昧の日々を送る！」だけだと、あまりにも「現在の生活」から離れすぎているので何から手を付けていいのか、迷子状態になってしまいます。
そのため、ある程度ざっくり決まったら、そこから何が必要でどこまで細分化できるかやってみましょう。「明日から始められること」まで分解できれば最高です。
細分化していくと、何がどの程度難しいのか？どこに「つまづきポイント」があるのか？も見えてくるので、対策も立てやすくなってきます。例えば、北海道に行くのは大丈夫だけれど、移住するために手続きは必要か？や、いつまでに申請したらいいのか？立地はどうしたらいいのか？資金はどれぐらいで集まりそうか？などなど。細分化するほど、「明日からやるべきこと」が明確になってくるので、本気であれば明日から取り組むことができます。
因みにここで、「面倒くさい…」となって動かないのであれば、もしかすると「今やりたいことは他にある」のかもしれません。それはそれで、面白い発見があるかもしれないので分析してみましょう。往々にしてそういうことはあります。僕自身そうでした。
好きなことで起業したい！と言っても、実は「起業がしたい」のではなく「好きなことだけをしたい」ということも。そういう場合は、手っ取り早くバイトをして最低限の生活を賄った上で好きなことをした方が楽しめることもあります。この機会に「本当にやりたいことは何か？」も兼ねて分析してみてください。
さて、理想がわかった、方法がわかった、細分化もできた、とここまで来るとダメ押しでやることがもう一つあります。
それは、「宣言」です。こちらはそれなりに効果は分かると思います。宣言してやらざるを得なくする。その要素がとても大きいです。ですが、実際は他にもあります。
宣言するのは、〇〇をする！ということだけでなく、〇〇をするために今〇〇をしています！という進捗も兼ねて報告もしてみると、今の自分の状態も把握できるようになります。人は意外と口に出すまで自分の考えがまとまってなかったりします。
そこを口に出すことで、考えもこれからやるべきことも明確になっていきます。そのため、「いつまでにどうしたい？」と自問自答するのですが、自分なりに発した言葉は深く納得して、行動率が格段に高くなります。
これまで 2年も 3年も動けなかったのに、 2週間で行動できたパターンもありました。
「自己報告」の影響は侮れません。
また、もう１つ凄く大切なことは、
「誰に言うか」です。とても重要なことです。経験があると思いますが、新しいことを始めようとしたとき、自分の意見を言ったとき、中には否定的な意見を言ってくる人、無理だよ！と決めつける人がいます。もちろん、その言葉に反発して反骨精神でやっていける人はいいのですが、そんなバトルタイプの人間はそうそういません。
僕含め大抵の人は、心が折れて自分を責め始めます。さて、そんなときどうしたらいいのか？答えは、「言わない」ということです。宣言しろ ー！と言ったのに言わないってどゆことやねん！ってなるかもしれませんが、ここで言いたいのは、「人を選びましょう」ということです。
真面目な人ほど、宣言しよう！となるとみんなに言わないといけない…！と思い込みます。否定する人にも臆することなく言わないと本気じゃない！とか、大切な人には絶対言わないといけない！とか。でも、そんなことないんです。
言いたい人にだけ言えばいい。応援してくれる人にだけ言えば「自分の考えが明確になる」という点では達成しています。
肯定してもらったほうが面白いアイディアも出やすい。否定してる人は心配してるんだよ、甘さを指摘してるんだよ、と思っても、そんなの自分で体験した方が腑に落ちるに決まっています。
なんなら、その人は実際に「体験した側の人」ですか？というところも気になります。体験した人なら参考になりますが、そうでないなら、ただの憶測、もしくは想像です。あなたとさほど変わらない位置にいるわけです。
そんな人には言わなくていいんです。もし仮に言う必要があるのであれば、「事後報告」にしましょう。上司であれ彼氏であれ家族であれ、成人しているのなら「決定権」はあなたにあるはずです。
やってしまえばいいのです。そして報告したらいい。それだけでも十分筋は通しています。応援してくれる人には「事前宣言」否定してくる人には「事後報告」これを徹底しましょう。あなたが選んでいいんです。僕もツイッターでは言わず、リアルの知り合いにしか言ってない事もあります。
だから応援してくれる人に宣言していくと、それだけで自信にもなりますし、頭も柔らかくなります。そしてなにより、その人との連帯感も生まれて自然と頑張ろうと気持ちが動きます。ときには助けてもらいやすくなったり、その人が困ったときにも相談に乗れるようになるでしょう。
いいことづくめです。
小さなことからでいいので
あなたなりに「宣言」してみましょう。まとめ！
・旗を立てよ「ミニマムな幸せ」を探せ。
・「引っ越し」は生活を一新する。
・「明日からできること」まで細分化せよ。
・宣言する人は選んでいい。
なるほど、イメージは付いた！
なんか頑張れそうだ！
と思った方はいいね、コメント、リポストなどで教えてくださいね！(^O^)