ロッキード 真山仁
AI画像生成のよいプロンプトってのはなかなか書けない。
ロッキード事件自体は生まれたころなので、リアルタイムの記憶はなし。
山崎豊子さんの不毛地帯で、それっぽい題材が一部に使われていますが、その印象が強い感じでした。
田中角栄さんは、庶民の味方の総理大臣と持ち上げられたところから、一気に外国企業からわいろを受け取った悪い人、という印象をもってこの本を読みだしているので、読書中その先入観を打ち消すのがものすごく大変でした。もう1回は読まないと打ち消しきれないし、真山さんが言いたいことも理解できない気がします。
角栄さんが今の倫理観をベースで悪いことをしていなかったかどうかは、不明ですが、ロッキード事件については、おそらく冤罪だろうな~と思いつつ、積読本をもうちょっと消化してから再読したい。
買ってからそこそこ時間たってるので、文庫本になってるみたいです。
政治とカネの問題が出ているところなので、歴史をふりかえるために読んでみるのもいいかも。