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「備忘録」という言葉を今は本気で何があったか忘れそうだから備忘録を書く。
10月と11月はまるでなかったように年末へと駆け抜けていく。
12月、師走こそ多忙で走り抜けるとは言うものの、年末の特別感があってそれなりに印象に残る。
ところが10月と11月は本当に何をしてきたのか、振り返っても空っぽの箱を覗いているような空虚な心地を毎年同じように味わっている気がする。
あっという間に過ぎ去っていく11月も最終週。
忘れないようにたまには1日のことを振り返る。
昔書いてたブログでよく備忘録というワードを見栄えのよさでなんとなく気取って使っていたが、今は違う。本気で忘れてしまうのだ。
先日こちらの記事で書いたUFO型信号機を目指して、地下鉄長町一丁目駅で降りた。
普段カバンの中にはSony α7RⅲとレンズはVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 を付けて持ち歩く。
加えてサブカメラとしてx100v(換算約35mm)。
さらに広角が欲しくなったらそのときはiPhoneで撮る。
好きで撮る分には機材はなんでもいいと思ってはいるものの、好みはある。とにかくこのアポランターの写りが好きだ。
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マニュアルフォーカスのレンズだからか、使う人もそこまで多くなく作例を探してもあまり出てこない。
だからこそ、アポランターの話しだけは積極的にしていこうと思っている。
じっくりピントと被写界深度を定めてシャッターを切る時間の面白さ、そして目視以上にくっきりと浮かび上がる解像感を。
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目的のUFOを確認したところで、お昼時を迎えたので近くでずっと行きたかった店へ。
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大盛庵の天中華上セット。
でっかいエビ。
夏にタオルケット羽織って寝るときの足のような具合で器からはみ出ていた。
こういう室内のときにx100vに切り替え、フィルム感を楽しむ。
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店から出ると、どんよりとした雲に覆われ、わずかながらに晴れ間が顔を出す怪しい天気になっていた。
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それもわずかな時間で、次第に分厚い雲も抜け、傾いた日差しが降ってきた。
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広瀬川へ。
川とその先にある仙台の都市風景を眺めると、改めてこの街に抱く正体不明の「ちょうどいいなぁ〜」という感想がやってくる。
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仙台のちょうどよさ、分解すれば色々と要素は上げられるけど、「ちょうどいいなぁ〜」以上の魅力は出てこないのでこのままでもいい。お菓子の家を解体してひとつひとつお菓子を食べるよりも、それらが組み合わさりお菓子の家として眺めるくらいがちょうどいいのだ。
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そんなことを思いながら広瀬川を越えて河原町、さらにそこから仙台駅方面へと歩く。
結果から言うと、川の奥に見えてる大きなビルのほうまで歩いたが、それはまた次回にする。
なんか昔のブログってそんなノリで書いていたような気がするから無理に書かない。
ではまた。