取り残されたカルマ
≪日々の機微 vol.1≫
この世に取り残された"業"はなんの因果であろうか。
全ての行いは常に自分へ返ってくるのだと、こちらに問いかけてくるようだ。
その点では路上に散見する禁止看板よりもたった一文字で考えさせられる潔さがある。そんなことを思う私が何かに取り憑かれているかもしれないが、一旦棚に上げておこう。
この状況の種明かしをすると、ここは元々〇〇工業だったと思われる跡地だ。他に看板は残っておらず、あるいは蔦で隠れていたのかもしれないが、たまたま"業"という字だけが残っていた。
そんな今までの日々の中で出会ったものと、思ってしまったことの簡単なエッセイ。
短くて後に何も残らない文章を読むのが好きなのだが、最近はHow toや〜した方がいい理由、など何か有意義めいたものしか流れて来ず、情報として食べる文章はどうも疲れてしまう。
自分が見たいと思うものは自分でやるしかないかと思いひっそりと始めてみます。
どうか、みなさまにとって何も役立ちませんように