2017年もたくさん本や記事を作りました。
タイトルの通りです。2017年に制作した書籍や、執筆した記事などをまとめていきます。けっこう頑張りましたねぇ。
書籍編集
今すぐ使えるかんたんmini GoPro ゴープロ 基本&応用 撮影ガイド(技術評論社)
いま流行りのGoProのマニュアル本です。これは制作中に次々と新機種が出て、その度にその機種に対応するページ構成に変えねばならず、非常にやっかいだった一冊です。逆にいうと、それだけ手間をかけたので愛らしくなったというか。
『フォトコンライフ』(双葉社) NO.69 NO.70 NO.71 NO.72
69と70は在職時代に編集長として1冊まるごと編集、71と72は退職後にフリーランスとして、巻頭特集とDVDを編集・執筆しています。
2017年の頭に、前編集長が事情により退職となり、急遽僕に担当が回ってきました。当時は本当に死ぬ思いでしたが、今となってはフリーの立場になっても仕事を回してもらえるありがたい媒体です。巻頭ということで、やはり著名な写真家さんにお話を伺えるのも面白いですしね。しかし個人的にはDVDのロケと編集が最高に面白い。怒られてばっかりだけど。
人生を変えた1枚。人生を変える1枚。(日経ナショナル ジオグラフィック社)
写真コミュニティ「東京カメラ部」初の公式写真集です。毎年開催されている写真展に合わせて、その展示作品+αを集めて一冊の本になりました。歴代の「10選」と呼ばれる写真家さんたちをはじめ、東京カメラ部が主催しているフォトコンテストの入賞作品など、ジャンルを問わずに素敵な写真がたくさん掲載されています。ちなみに今年も写真展は開催されるので、それに合わせて写真集が動き出しているとかいないとか……。
恐竜たちが動き出す! リアル! 最強! 恐竜事典(池田書店)
前職で最後に手がけた本です。自身初の恐竜本! なんと動画付きの本で、専用アプリをスマートフォンにダウンロードしてカメラでかざすと、恐竜が動いている様子を再現した動画が見られるんです。ARアプリの開発なんてこともできて、未体験領域にガシガシと入っていく制作でした。ただ校正が本当に大変で、制作中にティラノサウルスの羽が否定されたり肯定されたり、過去に地球にぶつかった隕石が新しく解明されたりと、入稿直前まで振り回されて、退職直前に死ぬ思いをしました。
天皇陛下からわたしたちへのおことば(双葉社)
こちらはフリーランスになって最初の書籍です。ジャンルがまさかすぎました。『フォトコンライフ』でお付き合いのあった出版社からご連絡をいただき、「もしフリーになるならどうか」ということで、執筆を担当しました。正直言ってまったく未知のジャンルでしたが、日本史の勉強をし直しているようで刺激的でしたし、今の天皇陛下に対して愛着と感謝を感じました。「平成」は再来年までとのこと、長い間お疲れ様でした。
Canon DPP4 Digital Photo Professional 4 RAW現像 完全ガイドブック(技術評論社)
前職からの継続受注ですね。キヤノン純正RAW現像ソフトのマニュアル本です。僕はNIKON & FUJIFILMユーザーなので、システムやインターフェースの対応が苦労したところでしょうか。それでもこの知識自体はメーカーが違っても応用できるものなので、自分にとっての勉強にはなりました。面白かった。
ちょっとしたコツで10倍かわいく見える モテ[写]の教科書。(MdNコーポレーション)
退職直後に動き出した本で、今週入稿したてホヤホヤです。監修の薮田さんと前職からお付き合いがあり、ちょうどタイミングよく新刊を作られるということで、声をかけてもらいました。「女の子が写真に撮られる時、かわいくきれいに映るためには」という本です。たくさんのモデルさんを撮影して眼福でした🤗。来年1月末の発売予定です。
執筆記事
アスルクラロ沼津番記者 Jリーグ公式サイト J's Goal
J3リーグのアスルクラロ沼津の番記者として、2017年シーズンのチームを追いかけました。行けたのはほとんどホームゲームだけでしたが、やっぱりサッカーは年間を通して特定のチームを見るのが一番わかりやすく、情も湧きます。初めてJリーグの囲み取材や記者会見を経験できたのも大きかった。個人的に、小学生の時に何度も対戦した青木翔大選手と再会できたのがハイライト。そして沼津はJ 3加入初年度ながら3位という好成績。ちなみにこの案件は、竹中玲央奈さんという元湘南・川崎担当の方にご紹介いただきました。
「ヤンサカ」高校サッカー部取材 日大藤沢 東海大高輪台 関東第一
単発のコラムですね。高校サッカー部に取材に行き、少し緩めのネタを書いています。取材に行くたびに自分の高校時代を思い出すので、これも毎回楽しんで書いています。ちなみにこれは撮影も兼ねています。趣味が高じてよかった。
その他、少し校閲とか
EUROPE SOCCER TODAY 開幕号 2017-2018
高校サッカーダイジェストVol.22
欧州各国リーグと、冬の高校サッカー選手権の選手名鑑です。これの校閲を少しだけお手伝いしました。8時間作業しても5Pくらいしか進まないほどのデータ量で、これをこなしている編集部の方々はどんな化け物なんだろうと……。僕自身もデータ付け合わせの仕事は久しぶりだったので、勘を取り戻すというか、いいリハビリになった2冊でした。
2017Jリーグ総集編
本当に一言二言ほどですが、沼津の総括記事を書いています。学生から読んでいてひとつの目標にしていた媒体だったので、そこにクレジット付きで寄稿できたのはよかったかなと。
以上が本年の活動実績でございます。いやぁ、たくさんつくったなぁ。
おかげさまで来年の案件もけっこう決まっておりまして、来年早々の発売に向けて動いてるもの、まもなく正式決定するもの、もう少し時間はかかりそうだけど脈はありそうなものなど、これから続々と公にできそうです。
来年も楽しみだ。