![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73569879/rectangle_large_type_2_62f21afba52a8f9bdd29721b748f7ee2.jpg?width=1200)
通勤ガチ勢の戦い
本記事では、通勤ガチ勢である私の工夫や経験談を語る。
説明しよう!
通勤ガチ勢とは、あらゆる手段を講じて通勤時間を短縮しようとする者たちのことだ。
通勤ガチ勢は、常に通勤ルートの改善と検討を繰り返している。もちろん、私も例外ではない。
私は社員寮に住んでおり、勤務地までは通常20分程度かかると言われていた。この20分という時間は、同じ社員寮に住む同僚たちの共通認識であった。そんななか私は、ドアtoタイムカードで11分という記録を叩き出し、同僚たちを震撼させた。
この先では、通勤時間を短縮するために実施したことを順に説明していく。
最も大切なのは、適切な交通手段を使うことだ。私は電車ではなくロードバイクを使用している。当然ながら電車の方が速度は速い。しかし、最寄り駅までの徒歩時間を加えれば、自転車の方が早いことがしばしばある。トータルの通勤時間で考えるのが大切だ。自転車の駐輪/施錠時間なども考慮すると、徒歩が最速という人もいるだろう。
次に大切なのは信号管理だ。赤信号に捕まると大幅なタイムロスが生まれる。これはなんとしても避けたい。通勤経路にある信号機ごとに、表示色の変化タイミングを覚えることが基本的な戦略だ。その後、自分の移動速度から全信号をパスするルートを探しだす。信号機手前の横断歩道で事前に横断しておいてもいいし、ばらつきが生まれるようならあえて回り道を選択して平均通勤タイムを短縮してもいい。
しかし、どうしても通過しなければならない信号機もある。そんな時は都道府県警察に相談してみよう。私の場合、赤信号が長すぎて不採用としていた通勤ルートがあった。しかし愛知県警のホームページを通して「ここの交差点の信号機が交通実態に合っていない」と連絡したことで、赤信号35秒の短縮に成功した(ストップウォッチで測定)。同時に青信号の時間が伸びたので、交差点通過率が格段に上がった。
これらのルートを検討する際、とても役に立つのが地図アプリだ。ルート検討や距離計算、信号機数の計算などで役に立つ。普段大通りを使用している人なら、いわゆる抜け道のようなものを見つけることもできるだろう。ちなみに私は、伊能忠敬が使用していたとされるGoogleマップを使用している。
こんなことをしていた私だが、この3月から職場が変わった。働く場所が変わるということは、通勤手段も変わる。通勤ガチ勢である私の腕の見せどころだ。今回の職場は通勤手段を自動車にしている人が大多数だ。そのためAM8:00〜9:00は道路がとても混む。道路状況は時間帯、天候、曜日など様々な条件によって変化する。多くの変数が存在するなかで自動車通勤者からの道路ごとの認知度なども考慮し、最適な通勤ルートを検討しなければならない。
配属1週間が経過した現在、通勤者インタビューや対照実験を通して既に60分→45分への短縮に成功している。目標タイムは35分だ。
なお、私の会社には "通勤の神" が存在する。彼は会社近辺のビジネスホテルに宿泊(約15万円/月)し、快適に通勤していた。その後、通勤方法について虚偽の申告をしたとして人事部から叱られていたので、この手法は使えなくなってしまった。しかし私は、通勤ガチ勢のひとりとして、そんな彼に憧れを抱いてしまうのであった。