224☆ブラッチャーノ近郊の町、ヴィテルボ街歩き
ぼんじょーるの!
今日もとても爽やかな火曜の朝です。
先ほどまでベランダのカフェテーブルでPCしてたけど明るすぎて画面が見づらいので部屋の中に移動しました。
天国かと思うほど温度、湿度、光、風が完ぺきです。
難点はうちは一応ブラッチャーノの都会なので車や人や電車の音が聞こえてくること。
それでもたまに訪れる静寂がいい感じ。
午後1時、お昼の時間になると夕方までシーンと静かになるのですけどね。
さて今日は先週の金曜日に訪れたヴィテルボのことを。
ブラッチャーノからローカル線で小1時間
ヴィテルボはローマから北へ向かうときの交通の要衝でもあります。
海からは離れている内陸部で、エトルリア時代からすでに人が住んでいた場所です。
ブラッチャーノからだとローカル線に乗って終点がヴィテルボ。
1時間かからないぐらいの距離で片道3ユーロと日帰りで訪れるにはホント、最適な町なんですよね。
ヴィテルボの鉄道駅は、ヴィテルボ・ポルタ・ロマーナとヴィテルボ・ポルタ・フィオレンティーナの2つがありまして、どちらも旧市街への接続が良く、それも便利なところ。
鉄道駅と旧市街が徒歩では行けないほど離れている町もあるので。
石塀に囲まれたヴィテルボ旧市街の入り口、ポルタ・ロマーナ、ローマ門です。
第二次世界大戦の空襲でところどころ破壊されましたけど、現在では修復され、町全体がほぼ完全に石塀で囲まれているというなかなか面白いシチュエーション。
ちなみに門の上の石像はヴィテルボの守護聖人のひとり、聖女サンタ・ローザです。
門にはケーパーの茂みがあり大きな実ができていました。
これを収穫して塩水や酢水に浸けるとステキなワインのおつまみになります。
門をくぐって旧市街に潜入。
古い建物や教会、噴水がたくさん残っていて、旧市街の規模がブラッチャーノのそれとはぜんぜん違う(汗。
さすが、法王が滞在した町だけあります。
ショッピングの穴場
ヴィテルボは実はショッピングの穴場でもあります。
こじんまりとしたブティックが多くて楽しいんですよね。
セレクトショップも充実していて、ショーウィンドウを見て気に入ったら中に入りいろいろ物色するの、楽しいです。
有名なイタリアのハイブランドからお手頃価格のブランドまで、ローマだとアチコチに移動しなきゃ行けないようなところ、ヴィテルボではひとつの通りでお買い物ができてしまう、というのも便利です。
あと、全体的にのんびり、ゆったりとしていて、ローマだと気になるスリの心配をするシーンもありません。
余計なところに気を遣わずにショッピングに集中できるので、精神的にすごくラクです(笑。
期間限定のショップも多く、一期一会なモノとの出会いもあります。
特に今は夏のセール中です。
ステキなものをお手頃価格で買えるので、うっかり爆買いしないように自制するのが大変でした。
カフェ巡りも楽しい
3歩歩けばカフェ、バールに当たるイタリアですけどヴィテルボはとくに多い気がします。
観光客が入っていかないような裏道にもあったりして。
しかもそれがこんなカワイイテーブルのあるお店だったりして。
コロナになる前からイタリア人は外でお茶するのが大好きでした。
今ではコロナで規制がゆるくなり、これまではNGだった店先にもテーブルを出してOKになってます。
どのバールもここぞとばかりに外のテーブル席を設置しまくり(笑。
ヴィテルボのカフェは苦みが際立つような気がしました。
噴水の数もとても多く、水の豊富な町です。
温泉も近いし、ミネラル成分が豊富で、それで淹れるとカフェの味もホロ苦が強めに変わってくるのかもしれません。
ヴィテルボ街歩き、明日につづく。