315☆チヴィタヴェッキアでナンパされた話

ぼんじょーるの！
予報通り朝から雨の木曜日。
今日から通常モードに戻そうととりあえず7時に起きてミラクルモーニングメソッドを丁寧にこなす。

で、6つのメソッドの最後がライティングでnoteなんですけど、書こうと思ったまさにその時、移民局はどうだったかと気にしててくれた友だちから電話が来たので、慌てて報告に出向く（汗。

そしていまやっとnoteです。

今日はチヴィタヴェッキアでナンパされた話を書き残しておこうと思います。
その前に明日のオンラインサロンはローマから生配信なんですけど、雨の予報なのでどうしたものかとタロットを引く。

タロットでお天気を占う

決行→運命の輪
晴れ予報の火曜に順延→太陽の逆

というわけで明日は予定通りローマ街歩きです！

過去2回、同じようにお天気を占ったら2回とも審判が出てお天気が回復しました。
3回目も審判が出たら面白いなと思っていたけど、運命の輪。
さて、これをどのように読むか。

運命の輪は物事が良いほうにコロコロ転がるイメージなので、晴れるというより雨降りのおかげで何か良いことが起こりそうな感じがします。
予想外の何か、良いコト。

天気予報で晴れになってる火曜は太陽の逆なので、予報が外れるんじゃないでしょうか。
だって、晴れて出るはずの太陽が逆ですよー！
火曜のローマのお天気、要注目。

運命の輪の結果が気になる方は、ぜひ明日の生配信をどうぞ。
最後にZoomURLを載せておきます。

イタリア男のナンパはしつこい

さて、移民局での用事を済ませ、帰りのバスの時間まで少し間があったので海の写真でも撮ろうと浜辺に降りて行ったら、元気そうなオッサン、推定60歳から声をかけられました。

キミはフィリピン人かい？

私は本当によくフィリピン人に間違われます。
初見で一発で日本人と言われる確率10パーセント以下。
フィリピン人からフィリピン人だと思われたこともあるぐらいなのは、肌が浅黒いせいでしょう。

私の答えを待つ間もなくオッサンは、フィリピン旅行をしたことがある、ここの警察署長を8年間勤めた、と言う。
たいていこういう類いの声掛けはガン無視します。
わざわざ日本人だと訂正もせず、そのまま愛想笑いをしてイタリア語が分からない風を装って逃げる。

でも、元警察署長だなんて、この町で滞在許可証の更新手続きをしなくてはいけない私にとって願ってもないコネクションです！

日本人だと訂正したら、今度は日本旅行をしたことがあると言う（笑。

聞けば台湾、中国などアジア各国を一人旅していて、アジア人好きなんでしょうね。
離婚して独り身だと言ってましたけど、どうだか。

日本では銀座がいちばん好き、新国立劇場でオペラを観た、劇団四季のライオンキングに感動した、などと日本旅行の感想を具体的に言ってきたので、ホントに行ったことがあるんだなと。

一緒に海岸を散歩しようといきなり手をつないできたけど、その手を振りほどき、バスの時間があるから少しだけなら、と並んで歩きだしました。

順番待ちで列に並んだけどその場を離れて戻ったら、まだ自分の順番を開けて待っててくれた、という日本以外では起こりえないミラクルに非常に感動してました（笑。

バスの時間があるから、もう行かなきゃと言うとバス停まで一緒に行くと言う。
そして、君に見せたいものがある、バス停までの途中だから、と教会へ案内されました。
奇跡を起こしたマリアさまの教会。
これ、ものすごく面白かったけど長いのでまたの機会に。

その後、君にPortaFortunaポルタ・フォルトゥーナ、幸運のお守りをプレゼントしたい、すぐそこで買えるから、1分で済むから、と言うので仕方なく付き合う。
きっと奇跡を起こしたマリアさま関連のお守りか何かかなぁと思って着いて行ったら、中国人経営の雑貨屋さんに入りました。

ここで待っててね、絶対にいなくならないでね、1分で済むから、と懇願され大人しく待つ。
もうホントにバスの時間が気になって気になって仕方なかったけど、お守りも気になるし（笑。

で、お店から出てきたオッサン、白い紙袋を大事そうに手にしていまして、その先のバールのカップッチーノが激ウマだから飲んでいこう、と言う。

いやいや、バスの時間なのでもうこのまま行きます、さようなら、と言うと、分かった分かった、せめてこのお守りを受け取ってくれ、さぁ、このベンチへちょっと座って、といざなわれ、彼がおもむろに白い紙袋から出したものは……いかにも安物のニセモノと分かるシルバーの星がついたアクセサリー！！

そんなの身に付けたらお守りどころか、金属アレルギーでカブれちゃうよ、というようなシロモノです。
一瞬迷ったけど、せっかく買ってくれたし、いただくかと手を出したら、手じゃなくて足だと言う。
アンクレットを自分で私の足首に付けたかったらしい！！

もうムリ、限界です。
要りません、さようなら、とオッサンをベンチへ残して立ち去ろうとしたら、どうして？お守りなのに！明日の11時にまたチヴィタヴェッキアへ来てよ！と叫ぶように言われたので、そんなものは要らないし明日はチヴィタヴェッキアへ来ない、と言ったらオッサンの顔色が変わりましたね。

豹変。
分かりやすく怒った顔になったけど、態度が変わっただけで罵声を浴びせられることもなく、追いかけられることもなかったので助かりました。

以上、チヴィタヴェッキアでナンパされたハナシ。
教訓は、スケベ心を出すとロクなことがない。
元警察署長という立場になんか得かも、と思った私がバカでした。

ローマ街歩き2「パンテオンからサンタンジェロ城」

オンラインサロン「ローマ食堂」11月26日（金）23時～
一見さんは下記よりどうぞ。