406☆オリーブ収穫の合間のランチ
ここのところ夏が戻ってきたかのようなお天気が続いてます。
最高気温23度、最低気温12度。
日中の太陽の下では体感30度ぐらいなので……
朝のオリーブ畑は露でびっしょり。
葉っぱだけでなく下草も濡れてます。
朝9時半になってようやく日の当たる部分が乾き始める感じです。
オリーブの実も汗をかいたように朝露がついていて、この状態で収穫しても良いオイルを搾ることができません。
カラリと乾いてないと、ダメなのだそうです。
というわけで乾いているところから収穫のスタート。
ご覧のとおり、手摘みです。
下のほうから摘んでいって、最後はハシゴのイチバン上まで登りさらに手を伸ばして摘み取ります。
ふだんの生活でこんなふうに上を向いたり、両手を真上まで上げたりすることはありません。
なので、夜になると肩がものすごくダルイ。
でも、凝ったような痛さではなく心地よい疲れ。
朝10時ごろから始めて午後2時ごろまで、エネルギー切れになるまでワーッと摘みます。
この日は3人で摘んでたのですけど、4時間でこんな感じ。
ところどころにある枝は、剪定も兼ねて切った枝です。
オリーブの実がぎっしりと付いていて、上から下へスーッと手でしごくようにすると、ぷつぷつと枝から実が外れていくのですけど、これがなんとも言えない快感なんです!
この快感を何に例えればいいんだろー?
と、オリーブを摘みながら考えていたのですが、梱包材のプチプチを手で潰す感じ?(笑。
さて、朝の収穫を終え、ランチタイム。
農作業の合間にはやっぱりおにぎりでしょー!
早起きして握っていきました。
あとは買ってきた焼き野菜たち。
焼いたパプリカ、ローズマリーポテト。
玉ねぎをあめ色になるまで炒めたの、激ウマ!
こういうのとおにぎりって意外と合うわー。
もちろん搾りたてオリーブオイルもね。
美しい緑色です。
油というよりやっぱり果汁なんですよね。
オリーブのふくよかな香りが口中から鼻腔へフーっと抜けていくの、サイコー!!
さて、ランチを終え、午後の部のスタート。
日没前までがんばった結果……
3人がかりで5ケース分でした。
1ケースで20㎏なので100㎏の収穫をしたことになります。
でも搾油すると10分の1になるので10㎏≒10リットルぐらいにしかならないんです……エキストラバージンオリーブってホントに貴重。
日没後、まだほの明るさの残るなか、次の日はどの木のオリーブを収穫するか決めていきます。
心地よい疲れにひたりながら……。
静かで豊かな気持ちになれる時間です。
配送は11月中旬以降になります。
数に限りがありますので気になる方はお早めにどうぞ。