381☆ローマで占い師デビューした!
二年ほど前からタロット占いの師匠にはお墨付きをもらっていたのですけどね。
ひょんなことから、というか、友人の紹介でお金をもらって人を占う、というのをやってみました!
これまで報酬を得ずに友だちを占ってあげる、というのはしてましたけど、面識のない人を占うのは初めて。
緊張したけど、すごく面白かったです。
というわけで得た報酬20ユーロ。
記念に写真に撮っておきました(笑。
初めてのタロット
私がタロットを始めたのは2017年10月。
ある日、長期のブラッチャーノ滞在のお客さまが帰国、ぽっかり時間の空いた時のこと。
本屋さんの前を通りかかり、なにか軽く読めるミステリーものでも買おうと中へ入りました。
そしてウロウロしているうちに、タロットのことを思い出したのです。
タロットの解説本を探してると書店員に言ったら、これがいいわよと勧めてくれたのが小冊子とタロットがセットになったホントに初心者向けのものでした。
大アルカナ22枚だけしか入ってません。
解説書には大アルカナだけで十分タロットの機能は果たせる、とあったので、以来ずっとこの22枚だけで占ってます。
小アルカナも使う一般的なものに慣れてる人には、大アルカナだけの読みは強烈で激しくちょっとビビるものらしい。
小アルカナに比べるとメッセージ性が強いから。
ただ、私にはこのシンプルな22枚がぴったりだし、性格的にハッキリしてるので、大アルカナでバーンと答えが出るのが性に合ってるようにも思います。
というわけで、2017年10月に初めて手に取り、2022年3月に占い師デビューです。
4年半のキャリアなので、まだまだ勉強不足であることは自覚してます(汗。
ただ、タロットを扱いだしてわりとすぐのころから、自分だけじゃなく友だちのこともガンガン占ってましたね。
それが良かったのだと思います。
言葉が降りてくる
私のタロットの知識は初心者レベルですけど、でも、そこから「相手に合った言葉を選んで的確に伝える」というスキルには恵まれてる気がします。
これは、広告代理店時代のプレゼンテーションスキルと共通するものがあるからなのだと気づきました。
というか、指摘されました。
クライアントの反応を見ながら理解を促す、わかりやすい表現を探っていく、相手からも情報を引き出し一緒に問題を解決していく。
このソリューションスキル、広告の場合はプレゼン資料を基に行われますけど、タロットの場合は22枚の大アルカナカードです。
クライアントと一緒にカードを眺めながら、問題解決の方法を探っていきます。
その作業をしていて集中が高まっていくと、ふと、言葉が降りてくるんですよね。
霊感的なものではなく、集中することで脳内の言葉を紡ぎ出すスイッチが入るのだと思います。
よく、ヒトの脳は通常10%ぐらいしか使われてないとか言いますけど、タロットのリーディングをして集中が高まってくると、その活動領域がドンドン拡張していくような感じ。
なので、霊感ではない。
でも、覚醒する感じが確かにあり、それはやっぱり、どこかから降りてくるような感覚なのです。
というわけで、今回のリーディングが終わったあとも、クライアントだけでなく、私もスッキリ(笑。
問題解決型タロット占い師を目指す
今回はあるお悩みの解決方法と3月からの月運と過ごし方をタロットで占いました。
同じお悩みについて他の占い師に占ってもらったところ、頭ごなしに否定されイヤな気持ちになったそうです。
写真に撮っていたそのカードの並びを見たら、たしかに1枚1枚を見れば否定的。
でも、トータルで流れを見るともっと他に言い方があるだろうなぁという感じ。
痛いところを突かれれば誰でもイヤな気持ちになります。
ただ、そこで終わらせず、その先のソリューションまで導き出してこそのリーディングだと思うのです。
クライアントも、言われている事実は同じだけど、私の占いでは問題に取り組む具体的な指標が示されたし分かりやすくナットクできて良かったと言われました。
占いって悩みを解決したくてするものですよね?
単に悩みを聞いてほしくて占いに行く人もなかにはいるかもしれません。
でも、大方は占いの力を借りてより良い未来を手に入れたいと考えるのだと思います。
毎回、そううまくソリューションを見つけられないかもしれないけど、そこを目指して精進していこうと今回の初めての課金リーディングで心新たに決意しました。