317☆雨ときどき晴れ間のローマ
ぼんぽめぺりっじょ!
今日は朝から各所から連絡をもらって、それらに対応してたらあっという間に私のお腹がすく時間、14時なってました。
先に朝兼お昼ごはんを済ませ、いまnoteです。
日本時間でギリギリ土曜日。
昨日のオンラインサロンの生配信、ローマのお天気は降ったり止んだりでした。
タロットの運命の輪が出たらクルクル変わるお天気、ということらしいです。
ちなみに審判が出たら、お天気は回復。
お天気タロット、極めようかな(笑。
ブラッチャーノを出るときは晴れていたのにパンテオン近くについたら土砂降りの雨でした。
細い道、クルマをよけつつパンテオンを目指します。
こんなふうに道の奥に突然現れるパンテオン。
何ということのない小さな道との対比が面白いです。
昔のローマでは、ローマ街道以外の町の道はこんなふうに細くクネクネしてるのがフツーだったのだそうです。
後世になって、たしかルネッサンスぐらいだったかな。
真っすぐで広い道が作られるようになったのだとか。
すごい雨!
パンテオンの雨どいから滝のように流れてます。
配信はパンテオン近くのこのカフェから始めました。
1944年、焙煎会社として創業、1946年に購入前に味見をするためのカフェコーナーとしてこの地にバールをオープンさせたのだそうです。
カフェ~パンテオン~教会でカラヴァッジョの聖マタイ3部作鑑賞~ナヴォナ広場~テヴェレ川と歩いて時間切れ。
奥に見えるのはヴァチカンのサンピエトロ大聖堂。
ホントは右手にサンタンジェロ城が見えるのですけど、木の葉が落ちてなくて見えませんでした(汗。
真冬になって葉っぱがきれいに落ちるときれいに臨めます。
配信後、引き続きローマ街歩き。
途中ですてきなブティックホテルを見つけました。
ツタの絡まるステキな建物。
ナヴォナ広場の四大河の噴水。
ローマ中に噴水を造りまくった男、ベルニーニの作品です。
4人の巨人は、ナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタ、4つの大河を擬人化したもの。
左の、おそらくラプラタ河が、左手を顔の前にかざし、まるで何かから逃れるようにのけぞっているのが分かりますか?
それは目の前に建つこの教会が崩れてきそうだと、恐怖におののく姿なのだそうです。
ベルニーニがなぜ、そんな彫刻デザインにしたのか?
それはこの教会を設計したボッローミニと険悪な関係だったから。
ベルニーニはよほど彼のことが嫌いだったんでしょうねぇ。
噴水にこんな仕掛けをしてまで、ボッローミニの作品にケチをつけたかったのか、大人げないことこの上ない。
まぁね、400年経った今でもその仲の悪さを語り継がれることになるとは本人も予測できなかったでしょうけど(爆。
こうして見ると教会と噴水の近さが分かるでしょうか。
嫌いな人の設計した教会の真ん前に自分の作品を造らなきゃいけないと分かったときは、きっと断りたかっただろうなぁ。
でも、これは時のローマ法王、インノケンティウス10世からの発注だったのでムリだったんだな(汗。
建造物には歴史と共にさまざまなストーリーがあるのも面白いですね。
ローマは本当に飽きない、見るべきものにあふれた場所です。
来月のオンラインサロンでもローマ街歩きやりまーす!