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板橋区の特別支援教育⑤ 読み解く力

板橋LD親の会 代表のKです。
今回は板橋区の『読み解く力』を取り上げてみようと思います。

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/035/272/20210928_tenkenhyoukahoukokusho.pdf

・RST(リーディングスキルテスト)

・MIM(多層指導モデル)


・RST(リーディングスキルテスト)
新井紀子氏らが開発

「国立情報学研究所(NII)」がNTTや東京書籍、ベネッセコーポレーション等との産学連携プロジェクトにより開発したものらしいです。

平成31年度予算 1,400万円

LDの我が子が何度か受けていますが、いつも偏差値30くらいです。
改善もしないし、アフターフォローもないので、何の為に?と思ってしまいます。
LDの子にとっては、しんどいイベントです。


・MIM(多層指導モデル)
海津亜希子先生(日本LD学会理事長、明治学院大学教授)が開発。板橋区は平成30(2018)年度から導入?

https://www.nise.go.jp/nc/wysiwyg/file/download/1/2233

「足立区がMIMすごい」と聞きます。
板橋区が導入する時も、足立区に視察に行ったと当時関わった区職員からお聞きしました。

引用『とくに高い効果があったのが、「MIM(多層指導モデル)」と「そだち指導」だという。〜略〜「集合研修で教員に具体的な指導法を学んでもらって実施しています。子どもたちは毎月アセスメントテストを受けていますが、読む力の向上がスコアにも表れており、これが学力向上のベースになっていると捉えています」』

http://mswwres.meijigakuin.ac.jp/~kaizu/mim/wp-content/uploads/2022/10/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%B6%B3%E7%AB%8B%E5%8C%BAMIM%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf

板橋区載っていない!
『ここに紹介している自治体以外でもMIMを実施している場合は、MIM意見募集よりお知らせください。』
と書いてあるので、送ってみようと思います。

LDの我が子が小1の時にはまだMIM導入されていなかったので、特別支援教室(STEP UP教室)でプリント等をやっていました。

区議会議事録をチェック。

実際には、これは毎月1回、2分間のテストを行う。そして、そのテスト結果をもとに多層指導なので3層に分ける。全体指導が必要なのか、個別指導が必要なのか、そういった指導を判断する。→これが全校で出来ているのか?
読みのつまずきですので、どちらかというと特別支援教室のSTEP UP教室というよりは、そこでちよっともし支援が必要だという発見がされると、言語面のきこえとことばの教室につながるケース→LDはきこえとことばの教室‼️
ディスレクシアの可能性のある児童につきましては、担任等が授業の中で読み書きの様子、また読みのアセスメントでありますMIMというのがあるんですが、MIMを通して実態を把握しているところでございます→出来ていますか?

LDの事を区議会で取り上げて貰うと、「MIM導入しています」とドヤってきます。
定期的に、学校単位で支援している事例も聞こえてきます。
1st、2nd、3rdステージの三層に分かれて支援が全校で出来ているのでしょうか?
そこが気になる…

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板橋LD親の会
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