最初の記事
今まで幾度となくブログを始めてはやめてきたんだけど、なぜ書かなくなったのかというのを考えると、忙しいからとか新しいサービスがでてきたとかテーマ決めすぎてネタが無くなったとか転職のためとか色々と理由はあった。
じゃあ何を書いていけば続くのかと考えると、なにも決めないで書きたいことを書きたい時に書けばいいんじゃないかなって思うので、今回はそういう感じにしてみようと思います。
つまり、自分以外の世界にたいして何か思うことがあって、うまく言葉にできそうになったら記事にして、それがチラシの裏でいいかどうかは書いてから判断し、公開するかどうかを決める。
この方針なら書くことはその時々で見つかるだろうし、忙しくても人間日々考える生き物なのであとから思い返しながら振り返りという視点で書くことができるので、ルールを課すというよりは受け入れるようにしていけばいいという感じだ。
では、これからどういう記事を書いていくかというところを書きながら考えていくとしよう。
僕は職業がフロントエンドエンジニアだ。
と書くとちゃんと伝わらないと思うけど、主に受託系のフロントエンドの設計やコーディングをしている。
世の中が忌み嫌うほど最近の受託系制作会社環境は悪くなくて、全然定時で上がれるし、複雑で堅牢なシステムをメインに扱ってないのでリモートワークが可能な業態だ。
給料は他のIT系に比べたらそんなによくはないだろうけど、うちの会社は賞与も出るしベースアップもちゃんとされるし準フレックス?だし36協定とかちゃんと頑張ってる。
そんな中具体的にどういう仕事をしてるのか、というと今のところ不満の塊を融解する仕事、つまり旧態然とした開発環境、言語、ツール、考え方をモダンで楽にし、より人間が考えなければいけない部分に注力できるような環境づくりを目指す。ということをベースにしつつWebサイトを作っている。
誤解を恐れず言うと、エクセルは最強で汎用的なの設計ツールだしjQueryは全ての処理を考えなくても簡単にかけるライブラリでどのレンタルサーバーでも確実に動くPHPが使えれば8割のWebサイトは十分でしょ。という社会的圧力というか面倒だからそのままで動くならヨシ!感に押しつぶされないようにしているというのが正しいのかもしれない。
これは会社や環境で変わるだろうけど、受託のWeb制作会社ならどこもそんな感じだろうと思う。
その中でも一握りの会社はReactやVue.jsを使った案件を多く獲得し、
よりモダンな制作を先行して行えている。
そういう環境だと、隣の芝は青青と伸び放題でウチの庭は草も生えない枯れた土地に見える。
でも、そうじゃない。
Wordpressを使ってようがjQueryのプラグインが満載だろうがPHP5.6で動いてようがサーバーのファイルを直接複数人が更新してようが、変えることはできるはずだし、変えないと無駄に包括的知識を持った人的リソースが必要で将来的に更新できる人がいなくなる。
どういうことかと言うと、今は3〜5人くらいサーバーの特性も本番化のフローもCSSやJSの構造も把握してて連絡を取り合い日々作業をしているとする。
この人たちは本来のビジネスとは別軸で必要不可欠な人材でかつその人数も重要になっている。
ただし、定年や転職などで人は入れ替わる可能性があり、保守を掌握してる人材は増やす選択もできるが減る可能性は高い。
増やす場合には運用上不要な知識をまた不要な作業としてティーチ、コーチしなければならない。
でもその余裕はあるのか?と言われるとないので極力しないということが多いだろう。
そうなると減少する一方なので、中身次第では公開したその時から崩壊が始まる。
ではどうすればいいのか、というと実際には答えは様々で確実なものはないが、誰かがいなくなっても続けられることを前提とした技術選定とリプレースの繰り返しだと思う。
例えば、フロントエンドとバックエンドがなるべく密結合していない状態であったり、Webサイトの基礎部分と時限的な企画が切り離されて運用されることだ。
前者はWordpressであっても、テーマ開発と基礎機能の開発は別で可能だし、今はdockerやWebpackで環境を作りつつGitで管理できるので、それぞれを人の記憶以外で管理することが可能だ。
フロントエンドの人間が入れ替わったとしても、デザインを変えたいと思ったとしてもサーバーサイド側への影響が最小限で可能になる。
もちろんサーバーサイド、つまり基礎機能部分の追加や改修であってもdockerで共有することができるので、実サーバーの用意も不要で影響が少ない状態で開発ができる。
そしてそれを格納するサーバーも時代によってスペックも変わってくるので、移管またはクラウドを前提として選定していくこともできる。
これはただの一例だし、何が言いたいかってとこがブレてきてる気がするので話を戻すと、なにもモダンなことはReactやVue.jsだけではないし、もちろんWordpressやめてJamstackに移行することを進言することはできるというとこが言いたい。
そういう話を日々社内を通して作業していくことが僕の仕事であり、その環境を作れるように近場から伝達していくのが表向きの受託Web制作の裏で進めている個人的でもあり社会的でもある直接金銭に結びつかない事業だと思ってる。
この記事ではこれくらいにしておいて、その都度思った時に過去の最強を覆すようなことを書いていったらいいと思うし、プライベートな時間に思った何かに関して書いていけばいいかと思うので、最初の記事としては不出来だけど特にルールは設けず受け入れた上で判断して公開していくということでこの記事は終わっておこう。
見出しもちゃんとつけないと見づらいしね。