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【零れ話】大正時代の女子ハローワーク
【100年前の女子ハローワーク🎀】
大正11年に発行された雑誌『婦人世界』の付録『婦人職業の手引』を手に入れました
大正女子のリアル職業案内✨
まだまだ限られた範囲ですが、女医や鉄道職員なども紹介されており、確実に女性が社会進出をし始めた背景が伺えます
(派出婦は現在でいうハウスキーパー)
そして中身。女医の項目です。
なり方、待遇なども興味深いのですが、
『全ての医師は普通の人よりも一層他人に快感を與へるような顔をしてゐなければならぬ』
『看護婦との関係から、夜勤は女医に限るという評があります』
(夜中に男女2人だと間違いを起こす可能性があったり、もしくは看護婦が男性医師に暴行される可能性があったためでしょうね…)
など、当時の日本人の考え方を窺い知ることができますね(画像は見やすいようモノ加工してます
最近『女医は夜勤に向かないから』という理由で不正に女性の合格率を下げていた医大が判明する事件がありましたが…
日本人のものの見方がこの100年で大きく変化したことが伺えます。
こちらは『裁縫、刺繍』の項目。
興味深いのは、ミシンを応用した刺繍をいう部分で、現在のミシンなら刺繍も当たり前ですが、この頃の縫うだけのミシンで刺繍とはどんなテクニックを使ったのか気になります。
縫い物の職場訓練所などもあったようですね。
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