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【零れ話】忽ち解けて…アイスクリーム
【アイスクリーム】
アイスが日本で普及したのは明治後期。大正期も市販品はなく一般家庭に冷蔵庫(当時は氷を入れて貯蔵する冷蔵箱で、電気式冷蔵庫はありません)もないのでアイスクリームは外食で食すご馳走でした。また、アイスクリーマーと呼ばれる器具でアイスクリームを自作するという手もありましたが、これも大変な重労働。
大正期になると横浜の不二家などが海外から電気式冷蔵ケースを輸入したことで、洋生菓子が徐々に日本人に広まることになります。
因みにアイスを初めて食べた日本人は柳川当清。当清曰く
『氷を色々に染め、物の形を作り、味は至って甘く、口中に入るに忽ち解けて誠に美味なり』
こんな美しい食レポ読んだことねえ・・・
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