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予備試験〜憲法短答②判例学習

2024.2.29
お久しぶりです。
憲法を猛スピードで追い上げています。
短答過去問パーフェクトが8割弱終わったところです。
突貫工事感が否めません(笑)

教材紹介

憲法の教材紹介です。
憲法は中学や高校で一応(?)習ったので、入門シリーズは飛ばしました。

まず呉先生の基礎本を2周ほど読みました。

そしてお馴染み短答過去問と逐条テキスト。

逐条テキスト

逐条テキストの良い点はその名の通り、"条文に即して"解説しているところです。
民法や刑法では非常に勉強しやすいです。

ただ憲法だとちょっとどうかなと思いました。
憲法の勉強は条文ベースというより判例ベースなんですよね。
そして1つの判例に複数の人権(例:社会権+平等権)が絡んでいることが多いです。

逐条テキストは条文に即して判例を紹介していますので、1つの判例が2-3箇所に分かれて出てくることが度々あります。

そうすると結構勉強しにくい汗

判例百選

そこで選択肢になるのが判例百選です。

重要判例を見開き1ページにまとめています。
自分はこちらも購入しました。

ただ難点が2つあって、一つはどこが重要なのか分からない、というところ。
当然文章の全部を覚えることはできませんから、判例を読むにしても濃淡を付ける必要があります。

逐条テキストだと↓のように、青文字が付いていたり、下線が引かれてパッと見で覚えるポイントが分かりやすいです。

蛍光マーカーを引いてさらに際立たせます。

この点判例百選はただ淡々と文章が書かれているだけですので、どこに重点を置いて読めばいいのか分かりません。

二つ目は解説が難しく、時折解説者の先生(教授?)の私見/意見が紛れていること。

学説の知識が無いと理解できなかったり、判例同士の繋がりまで踏み込む箇所があったりして、憲法の勉強1周目で判例百選を読むのは結構しんどいな、と思いました。

ハイブリッド

それぞれ良い所といまいちな所があるので、ハイブリッドでやっても良いのかなと。
つまり、逐条テキストで青文字や下線になっている箇所を見ながら判例百選にマーカーを引いていくと、重要ポイントが浮かび上がってきます。

例えば社会権に言及している箇所は黄マーカー、平等権は緑マーカーのように、人権の種類によって色を変えるとより分かりやすいのかなと思いました。

解説は1周目で理解するのは結構難しいので、とりあえずざっと読むくらいでも良いかもしれません。

まとめ

憲法短答も残り100問弱となり、来週中には民訴に入れそうです!
次回、いよいよ出願です☘️

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