伝わる文章を自分らしく楽に書きたい人への3つのヒント(テンプレート付き)
文章を書いているときに、「メッセージはちゃんと伝わってるか」「独りよがりの文章になってないか」と不安な人はいませんか?
私は書いているうちに、「これでいいのかな?」と迷ってしまいます。初めに構成をちゃんと作っておけばいいんだけど、書いているうちに「コレじゃない」と思って横道に外れてしまう。それが迷いの原因だとはわかっているんだけど!
構成が苦手ならロジカル・ライティングのフレームを使ってみよう
そんなときはロジカル・ライティングの手法を使ってみましょう。文章を伝わりやすく組み立てるための道具です。
参考書はこちら。
著者はベストセラー「ロジカル・シンキング」の照屋華子氏。ロジカル・ライティングはその応用編。と言っても、具体例や図解も多いのでわかりやすい内容です。
書きたいことをロジカルに組み立てられればいいんだけど、どうしたらいいのか。そんな時に思考を整理してくれるのがロジカル・ライティングのフレームです。(記事の最後にダウンロードできるテンプレートを共有しています!)
このフレームさえ埋めておけば、事前準備はバッチリ。全体像を見渡せられるので、最後までバランスよく伝えたいことが書けます。そういえば、書きたい気持ちだけで突っ走ってしまっていたなと反省。
自分らしい文章が書きたいときは
次に気になるのが自分らしさ。
「フレームに沿って書くのもいいけど、それじゃあ固いビジネスっぽい文章になりすぎない?私らしい文章にしたいんだけど。」というあなたには、VOOXという音声メディアの古賀史健氏の「書いて伝える」を紹介します。
このコンテンツは有料ですが、学びに特化したVOOXには無料の有益なポッドキャストも多くあるのでオススメです。
実は、audiobook.jp社の聴き放題サービスでも古賀氏のVOOXコンテンツとロジカル・ライティングの本を聴くことができます。こちらは無料のお試し期間があるのでご参考までに。
このコンテンツでは多くのベストセラーを執筆してきた古賀さんが、6章に分けて「書くこととは何か」についてお話をされています。
古賀さんにとってライターのお仕事とは、発見した大事な宝物をわかりやすい言葉に翻訳し、広く一般に届けることだとのこと。自分を通して翻訳するという考えに共感しました。
もう一点、書くことのアドバンテージとして、推敲ができることも挙げられています。書いた後に何度も読み返して表現を改める、そうして自分が納得する形に出すことができるとのこと。
想定読者は10年前の自分、そして10年後の自分へのプレゼントとして言葉を残していくそう。この視点を持てば人の温かさを持った文章が書けそうです。なんと言っても自分のために書くんだもの。
でも、楽に書けるといいな
最後に3つ目、そうは言っても楽に書けたらなーって怠け者の私にピッタリの記事がこちら。
オンラインで学べるサービス「Schoo」のテキストメディアPENCILの記事、講師は「10倍速く書ける超スピード文章術」の著者である上阪徹氏。
この記事で上阪氏は素材が9割だと説いています。
「どう」書くかではなく、「なに」を書くかが大事だとのこと。その素材も「独自の事実」「エピソード」「数字」の3つに分けられるそうです。この三要素を念頭に、素材を集めれば文章は楽に書けるはず!
もう一つ、「上手く書こうとしない。わかりやすい文章があればいい」と、書き手が背伸びしてしまう呪縛を解いてくれます。
小説家さんや一部のエッセイストさんたち天才の真似はしないこと、謙虚に素材を集めて紡いでいきましょうとのお言葉、私も初心に戻って地道に素材集めをしようと思いました。
ダウンロードできるテンプレート
さて、今回の記事は上記のコツにならって書きました。紹介記事の要素を集め、ロジカル・ライティングのフレームを使い推敲して文章を磨く!その結果、伝わりやすい文章になっているでしょうか?
最後に、私が作ったロジカル・ライティングのテンプレートをA4サイズのPDF形式で共有します。ご自由にダウンロードして使ってみてください。
わかりにくい箇所や他サイズのご要望があればコメント欄にお願いします。
「このテンプレートがあれば自分にも書けそうだ!」と思っていただけたら嬉しいです。