絶品!マンゴーダイキリフラッペ@オライリー通り
到着して2日目。ハバナビエハに潜入。しばらく歩いた後は出発前から楽しみしていた「美味い!」と元留学生から薦められたマンゴーダイキリを飲みに「El del Frente」へ。
あるはずの場所に店はなく、2、3回通り過ぎて、諦めかけた時に、店の前にお兄さんがたってたお兄さんが声をかけてくれて、やっと見つけた。まさか外に看板もないとは。
階段をのぼった2Fが店だった。カウンター席に案内された。
10年以上ぶりのキューバに、こんなモダンなカフェがあるとは驚いた。ここにいるかぎり、アメリカやヨーロッパにいる錯覚に。正面にはSopranosのトニーが、そして逆の壁にはレディ・ダイアナが。
ついに念願の「フレッシュマンゴーのダイキリフラッペ 」をオーダー。メニューには「フレッシュフルーツダイキリ」しか書いていない!おそるおそるお願いしたところ、本日のフルーツの名前を告げられ、その中で「マンゴー」をセレクト。「フラッペ(フローズン)にする?」と聞かれ、大きくうなづいた。色々、説明されたり、質問されたりで、ちゃんと望み通りのものが出てくるか半信半疑だったが......
きたっー。なんと天然マンゴー100%!マンゴーの濃厚な甘さがラムで抑えられているが、逆に後味が長く続く。しかもフラッペされているので、口当たりがよく、ゴクゴク飲めてしまう。期待以上に美味しくて感動。量もかなりたっぷりで、日本で飲んだら、マンゴージュースだけで2,000円しちゃうんじゃない?というボリューム。結局、6CUC=約720円。マンゴーリキュールを垂らした居酒屋のマンゴービールや、マンゴーフィズ並み?それでもこちらの物価で考えると、ランチ2回分。
そして、おとうしのバナナチップス。薄くて、カリッとしてて、まるでポテトチップス。ダイキリとバナナチップスで、ランチ一食分くらいの満足度。
ディスプレイのレッドジンジャーがまたおシャレ。お会計したら「ハイ」とプレゼントしてくれた。なんと粋なはからい😍
屋上にはテラス席。夜には満員になるとか。
キューバについて早々、こんな美味しいカクテルを飲んですっかり上機嫌に。外に出ると、9月の末だというのに、真夏の太陽が照り返す。ダイキリが大好きだったヘミングウェイに誘われて、キューバに来てしまった私。ヘミングウェイをもとりこにしたそのダイキリの甘い魔法で、「あー、私、本当に一人でキューバに来ちゃったんだ。なんとかなるさ」と、背中を押された気がした。
イタリアンのメニューも美味しいそうで、2回トライしたものの、いつも満席で断念。いつか絶対に戻ってきたい場所が見つかった。