様々なアートスタイルでイラストを描く「AIイラストレーター」の紹介
ChatGPTをカスタマイズしてアプリのように切り替えて使ったり、他人と共有したりできるGPTsを利用して、ユーザーが番号などで選択したテーマと画風でイラストを描くAIイラストレーターを作成しましたので紹介します。
このGPTを使えば、簡単な操作で様々なアートスタイルを試してみることができ、生成できる画像の幅が大きく広がると思います。
注)現在、GPTsは有料のChatGPT Plus加入者だけが利用できます。
1.AIイラストレーターの使い方
GPT画伯の使い方は非常に簡単です。まずは、以下のバナーをクリックしてください。
すると、以下の操作画面が開きます。
ここで最初に「スタート!」と書かれたボタンをクリックすると、以下のようにAIイラストレーターがテーマを聞いてきますので番号で答えてください。自分で好みのテーマを指定することもできます。
次に、AIイラストレーターが画風(アートスタイル)を聞いてきますので、また番号で答えてください。
すると、AIイラストレーターが画像生成AIのDALL-E 3を使用してイラストを描いてくれます。
「1と2と3」のように複数の画風を選択すると、それらの画風をミックスしたイラストを描きます。
また、自分で好みの画風を指定することもできます。
ChatGPTがテーマと画風を同時に聞いてくるときは、「1、1と3」のように回答してください。
また、2枚目以降は、「テーマ3」や「画風4と6」のように、テーマや画風のみを変更して、次のイラストを描いてもらうことができます。
2.様々なイラストの生成例
AIイラストレーターを利用して、色々なイラストを生成してみました。
(1) テーマ2、画風1と3と5
AIイラストレーター こちらが、クリムト風、葛飾北斎風、そしてスチームパンクスタイルを組み合わせたアニメ少女のイラストです。各スタイルの特徴が美しく融合していることを願っています。
(2) テーマ4、画風4と7と9
AIイラストレーター こちらが、ロボットをテーマにしたシュルレアリスム、キャンディアート、そしてねんどろいど風をミックスしたイラストです。このイラストでは、鮮やかな色彩と夢幻的な背景が融合しています。
(3) テーマ3、画風3と5と6
AIイラストレーター こちらが、葛飾北斎、スチームパンク、そしてサイケデリックアートのスタイルを融合させたヒーローチームのイラストです。このイラストでは、動的で多様なキャラクターたちが、それぞれの芸術的影響を反映してデザインされています。
(4) テーマ2、画風8と15と16
AIイラストレーター こちらが「ゆるふわ」スタイル、カラフルなインクウォッシュスタイル、そして水彩画を融合させたアニメ少女のイラストです。このイラストでは、アニメ少女がゆるふわスタイル特有の柔らかく優しい外見を持ち、ふわふわの髪と心地よい雰囲気を演出しています。カラフルなインクウォッシュスタイルは鮮やかな色とダイナミックなエネルギーを加え、水彩画技法は夢のように流れる質感と繊細な色の混合を提供しています。背景はこれらのスタイルの調和のとれた混合で、 whimsical で芸術的な雰囲気を作り出しています。全体的には楽しく、心地よく、視覚的に豊かな作品で、これら三つの芸術スタイルのユニークな融合を示しています。
(5) テーマ1、画風ランダム
画風をChatGPTにランダムに選ばせることもできます。
プロンプト:「テーマは1で、画風を3つランダムに選んでください。」
AIイラストレーター こちらが、ランダムに選んだ3つの画風、ゴッホ風の印象派の筆触、スチームパンクの機械的でヴィクトリア朝の要素、そしてカラフルなインクウォッシュスタイルを組み合わせたネコのイラストです。このイラストでは、ゴッホ風の大胆で表現豊かな筆触でネコを描き、スチームパンクの特徴や色鮮やかなインクウォッシュスタイルの背景が融合しています。
3.すべてのアートスタイルの画像生成例
AIイラストレーターで生成できるすべての画風(アートスタイル)の画像生成例を以下に示します。テーマは1(ネコ)と2(アニメ少女)です。
これらの画風を組み合わせて、是非、新しい画風のイラストを試してみてください。