これで迷わない!初心者向けパソコン選びのポイント3つ
「新しいパソコンを選びたいけど、CPU?メモリ?ストレージ?…よくわからない!」そんなふうに思っている方は多いはず。この記事では、パソコンの基本性能について、よく例えられる分かりやすい例をご紹介しながら説明します。
お店でパソコンを見ようとすると、店員さんが話しかけてくるから怖い!という方にも、対策バッチリ!あなたにぴったりのパソコンを見つけましょう!
CPU:パソコンの頭の良さ
まずは、パソコンの「頭の良さ」と言える「CPU」。パソコンの計算や処理のスピードを決める重要な部分です。
例えると:
CPUは「頭の良さ」。頭がキレる人ほど、いろんな作業をパッと片付けてくれます。CPUが高性能なほど、重たいアプリを開いたり、複数の作業を同時にしてもスムーズです。
選び方のポイント:
メールやネットサーフィンがメインの方なら、ほどほどのCPUでも十分。けれど、写真や動画編集をする方は、少し賢めのCPUがあった方が快適です。お店では「どんな作業をすることが多いか?」を話して、用途に合ったCPUを提案してもらいましょう。
メモリ:机の広さ
次に「メモリ」。これはパソコンの作業スペースで、机の広さと考えるとわかりやすいです。
例えると:
メモリは「机の広さ」です。広い机だと、資料や道具をたくさん広げられるので、一度にいろんな作業ができて快適です。
選び方のポイント:
メールやネットを開いて、さらにYouTubeも見ながら…と、複数の作業を同時にしたいなら、メモリが多いほどスムーズです。お店で店員さんに「同時にどれくらいの作業をしたいか」を伝えれば、ちょうど良い広さのメモリを提案してもらえますよ!
ストレージ(引き出しの多さ)とクラウドの活用
そして「ストレージ」。写真や動画などのデータを保存する「引き出しの数」と考えてみてください。
例えると:
ストレージは「引き出しの多さ」。大きな引き出しがあると、写真や動画をたくさんしまっておけるので安心です。特に、パソコンのデータをたくさん保存する必要がある方には重要な要素です。
最近はクラウドも活用できる!
ただ、今はGoogle DriveやiCloud、OneDriveなど、クラウドストレージサービスが増えているので、大きなデータはクラウドに保存し、パソコン本体の引き出しは小さくても大丈夫な場合もあります。クラウドなら、必要なデータをインターネット経由で取り出せるので、わざわざパソコンのストレージを大容量にする必要もなく、コストが抑えられます。
選び方のポイント:
動画や写真の編集を頻繁にする方は、大容量ストレージがあると安心ですが、「データはクラウドに保存するから、パソコンには少しだけあればOK」という方は、256GB程度のストレージで十分です。店員さんには「クラウドも使っている」と伝えると、適切な提案をしてもらいやすくなります。
これで、パソコンの「頭の良さ」「机の広さ」「引き出しの多さ」の意味がわかりやすくなったのではないでしょうか?
お店の店員さんもあなたのパソコンの使い方がイメージできれば正確な提案がしやすくなります。逆に使い方が明確ではないと、「大は小を兼ねる」で、少し余裕を持たせて、適正よりも少し高性能・高コストなものを提案されてしまいがちです。
この記事を参考に是非細かくあなたの使い方をお話ししてみてくださいね!
次回は、「自分のやりたいこと」に応じて、どんなパソコンが良いかを解説します。お店で店員さんと話すときに役立つポイントも紹介するので、お楽しみに!
それではまた。
みゆき
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