完璧じゃなくても大丈夫!システムを「相棒」にする秘訣
こんにちは!みゆきです。
昨日、またひとつ私の元からシステムが巣立っていきました。
システム開発をしていると、完成したシステムがまるで我が子のように思えてきます。何ヶ月もかけて設計し、デザインし、コードを書いて…その姿は自分の手を離れる瞬間、ちょっと胸にくるものがあります。「ちゃんと使ってもらえるかな?」「トラブルなく動いてくれるかな?」と、心配する気持ちは親心そのものです(笑)。
でも、システム開発においては「納品」がゴールではありません。実はここからが本番なんです!
システムは「使ってもらってナンボ」
システムは、ただ作っただけでは意味がありません。使ってもらって初めて、その価値が生まれます。そして、使い始めてみると気づくことがたくさんあるのです。たとえば、「このボタン、押しづらいな」「ここ、もっと自動化できたら楽になるのに」といった細かな改善点が、実際に運用を始めてから見えてきます。
だから、私はお客様と一緒にシステムを育てていくことを大切にしています。お客様のフィードバックを受けてシステムを進化させるプロセスは、まるで共同で何かを作り上げていくような感覚。これがとっても面白いんです。
ゴールは「完璧なシステム」じゃない
システム開発で大事なのは、「完璧なシステムを作ること」ではなく、それを使ってお客様が何を実現したいのかです。たとえば、業務を効率化して残業を減らしたいのか、あるいはもっと良いサービスをお客様に届けたいのか。
その目標がはっきりしていれば、多少不完全なところがあっても、システムは徐々に進化していきます。そして、そのプロセスこそが本当に価値のあるものなんです。
だからこそ、納品時点で「これで終わり!」ではなく、「ここがスタート!」と考えていただけると嬉しいです。私たち開発者も、お客様と同じ方向を向き、一緒に目標に向かって進む。そんな関係を築いていきたいと思っています。
システムは「相棒」
システムはただの道具ではありません。良いシステムは、あなたの仕事やビジネスの頼れる相棒になってくれます。そのためには、初期設定や使い方のガイドラインを整えるだけでなく、実際に使ってみて感じる「リアルな使い心地」をベースに少しずつ改善していくことが大切です。
まるで大切なパートナーと一緒に歩んでいくように、システムを育てていく。そんな思いを持って、私は今日もシステムを送り出しています。
あなたもぜひ、システムを「完璧な作品」ではなく、「成長する相棒」として考えてみてくださいね!
システムの世界もなかなか奥深いもの。これからも一緒に探求していきましょう!
それではまた。
みゆき
小規模事業者の方向けに無理のないIT支援を行っています。
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