「IT導入がうまくいかない?」クッキー作りから学ぶ成功の秘訣
こんにちは!
今日は「IT導入と事例の関係」についてお話ししますね。ちょっと難しそうなテーマですが、今回は お菓子作りを例にして楽しく分かりやすくお伝えしたいと思います。
お菓子作りのように「何回かやってみて規則を見つける」
クッキーを作るとき、最初は何回か失敗しながら「こうするとサクサクになるんだ!」とか「これだと硬くなっちゃうな…」という 経験(事例) を積みますよね。
例えば、
バターをたっぷり入れたら柔らかくなる
小麦粉を多めに入れると硬めの食感になる
焼き時間が長いとパリッと仕上がる
こういった事例を積み重ねると、「この配合と手順なら好みのクッキーが作れる!」という ルール(規則性) がわかるようになります。
これが、まさにプログラムを作るときの考え方とそっくりなんです!
IT導入もお菓子作りと同じ!事例がないとルールが分からない
IT導入も、最初に事例がないと上手くいきません。
例えば、現在の業務をITで効率化したいとき、こんな事例を見つける必要があります:
書類を受け取った後、どう処理しているのか
どの部分で時間がかかっているのか
何が原因でミスが発生するのか
これらの事例が集まれば、「この部分をこう改善すれば業務が早くなる」というルールを見つけることができます。そして、そのルールに沿ったITツールやプログラムを導入することで、業務を効率化できるんです。
でも、もし「普段何をどうやってるかよく分からないけど、とりあえずITを導入してみよう!」となると、クッキーでバターも小麦粉も測らずに適当に作るのと同じです。失敗する確率、大ですよね…。
IT導入を成功させるコツ
IT導入をクッキー作りに例えるなら、以下のステップが大事です:
今のやり方を見直す(材料を確認)
普段の業務をじっくり観察して、「何をどうしているのか」をリストアップします。事例を積み重ねる(試作を繰り返す)
「どこに手間がかかるか」「どこで問題が起きるか」を細かく記録します。規則性を見つける(レシピを完成させる)
事例から見つけたルールを元に、どの部分をITで効率化するか決めます。
このプロセスを経ることで、IT導入はスムーズに進みます!
IT導入は、お菓子作りのように事例をもとに規則性を見つける作業がとても重要です。
だから、「事例がないのにITを入れてみよう!」というのは、何のルールもないまま適当なクッキーを焼こうとするようなもの。思わぬトラブルが起きやすくなります。
これからITを取り入れたいと思っている方、まずは自分の仕事の事例を見直すことから始めてみてくださいね!規則性が見つかれば、それに合った最適なIT化の方法が自然と見えてくるはずです。
それではまた。
みゆき
小規模事業者の方向けにビジネス戦略から考えるIT支援を行っています。
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