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歌を届けた日
大好きで大切な優しい人
そんな彼女にとってすごく大切な日に歌ってくれないかと頼まれた
普段はもう自分のためだけにアコギもマイクも使ってきたけど、初めて自分以外の誰かを想って歌を歌った
緊張していたしなんなら吐きそうだったけど、普段のライブと同じくらいの吐き気だったし、まあなんとかなる、なんとかなれ。って、まあどうせ吐かないし
ご飯は味もしていたし喉を通っていたしね、シャンパンは飲み干せなかったけども
芯の真っ直ぐした旦那さんにも、思いやりの塊な彼女にも、二人の間にある空気にもぴったりな曲を
uruさんのLove Songを選んだ
どうだったかな、
届けられたかな。
履きなれないパンプスに、少し大人っぽいドレスで着飾って、震えていた脚はばれていないだろうか
終わった後、二人ともじーんとしたって言ってくれて嬉しかった、届いたようでなによりです、達成感しかない
みんなこうやって音楽で気持ちを届けているんだってやっと理解できた気がする。