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親指と人差し指

欠けたマニキュアは私の個性です。

って周りに言い続けている。自分に言い聞かせている。
単に落とすのすら面倒なだけなんですけどね。

アコギのおかげで人差し指の爪はいつも半分だけ色がなくなっていく。その色のなくなった人差し指を見て、私アコギやってる人なんだな〜って再確認している。

アコギを始めてからそんなに年数は経ってないしぱっぱらぱーのぺーぺーなんだけど、それでも3年も続いていることに私自身驚いている。三日坊主だからね、私。3年、って短いんだけど長いんだよ。でも短い。まだまだだなって思うのに、知らない間に小学生だった親戚のチビが中学生にあがっていた。微妙な年数だな。あっという間だな。

この時期は毎年右手親指の爪がおかしくなる。
内側の部分が剥がれてピンク色の面積がどんどん減っていく。指でアコギ弾こうとしたら痛くて弾けない。弾けないというか弾きづらい、うん、弾きにくい。
この指は私にアコギを弾かせたくないんだって悲観的になる。
まあ気にせず触ってやるけどね。でも良い音はなかなか鳴ってくれない。親指の爪も人差し指の爪も同じ人間から生えてるのに、違う人生を送り続けているのよ、
私の心とはまた別の意志が宿っているのかね?

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